DONOVAN

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ノストラダマスと久作の木魂 MEDITATION

2025/02/21 (Fri) 04:18:28

ノストラダムスの予言で有名なものに1999年の7月に恐怖の大王が空から降ってくると解釈できるものがありますが世間では結局は何も無かったということになりました。本当に何もなかったのでしょうか?

僕は月日までは確認してないのですがこの年にはINTERNET OF THINGSが提唱され又ADSLによるINTERNET へのサービスが始まっています。
昨日「現在ではタダでポルノが空から降ってくる」という表現を紹介しましたが、予言の「恐怖の大王」の正体はINTERNETでほとんどの人がその恐ろしさと巨大さの為に気が付かなかっただけのことのように思われることです。

この大王はパンドラの箱のようでもあり人々に便利さを提供しその代償として人々から気付かれずに奪うという資質もありAI等と手を組み理由がわからぬまま人々を掻き立てます。

また大王は遺伝子そのものが意志をもっているわけではないのに関わらずあたかも意志によってヒトを含む生物達が遺伝子によって動かされ進化していくのと同様に進化の表現のひとつとしてのヤドカリの貝同様に人が使用する道具を作りださせてきたのですがAIにしてもヒトの進化の延長上のものでしかなくそれが製作主のヒトの手を離れる時が意外と近くに到来しそうな気もするところです。

さてまたまた久作の登場です。彼の木魂(すだま)は数学に取り憑かれた教師の話です。最近では須藤靖のGOOGLEでの「宇宙が数式に従っている理由」に丁寧に紹介されているように宇宙が数学に支配されているという説があるのですが久作がこの説と人間がわけもわからずに行動しているという認知学の説をもとに戦前これを書いたことにちょっとした驚きを改めて感じます。 しかし彼が多くの職歴を持ちその中には新聞記者というものがあること、そして戦前という時代が都市部では近年のバブルの時代にも共通している文化をもっていたということが彼の小説へのアイデアを供給していたという認識もあります。

それにしても木魂での主人公の心理描写には迫真なものがあり久作自身がどこまでこの主人公の心理に接近していたのかと僕としては考えさせらてしまう程のものでその意味では最も恐ろしい怪奇小説として成功しているものです。
「お父さーん」(こわ!)

BLUE NOTEのモンク MEDITATION

2025/02/20 (Thu) 08:06:01

2月9日のモンクの項で彼のRIVER SIDEレーベルへの録音について触れましたが一方で彼の一番古いBLUE NOTEへの録音には捨てがたいものがあります。 実際には2枚の10インチ盤とかなりのシングル盤があるのですが次第にそれらをまとめたものが発売されるようになりその中ではMICHAEL CASCNA監修のMOSAICレーベルからのLP4枚に収められたものが音質も良く楽しめるものとなっています。(僕が持っているのは3000円くらいで購入できた中古盤です)

さてこの時代のモンクにはまだ自分の音楽を確立させるあたって試行錯誤をしている様子が伺われそれは歌の伴奏に始まり、ミニマリズムの扱いに伺われるのですがビブラフォンの導入は流石モンクと思わせるものがあります。 これはMILT JACKSONが弾いているのですがMJQのものに比較して特にピアノとの調和に優れており商業的成功とは別のMJQの失敗の原因がピアノ奏者であるJOHN LEWISの実力不足、特に和声への理解不足が原因であることが実感させられる結果のものとなっています。

またこの時代はその後のバンドのリーダーとしての牽引力を強く感じさせないものでその為かサイドマン達の演奏には伸び伸びとしたしたところがあり、またモンクの演奏自体にもその後には聴かれないような力があり、ジャズ好きの人たちがエグイと感じ癖にもなるような良い演奏の一つとなっています。

ところでこのMOSAIC盤には同時集録された同じ曲の別トラックがいくつか集録されているのですが、この手の別トラックというのは往々にしてうんざりさせれれてしまうものも多いのですが、この場合は「まだあるならもっと聴かせてくれ」と言いたくなるようなものであることを言っておきます。

さて上述のジャズを聴いていてエグイと感じるその感覚はちょうど1970年代くらいまでにポルノ写真を見た時に身体全体がときめいた感覚とほとんど同じようなものに僕には思えます。これは当時の自分の若さとは別に現在の様な天からタダで降ってくる何でもありのポルノの時代とは違い明瞭にタブーともされないで普段は抑圧されて影の中にあったものの僅かな部分が眼に触れるようになるという時代背景があってのポルノのことです。 

可愛いうさぎ-久作ー毒ガス MEDITATION

2025/02/17 (Mon) 04:48:40

先日広島県のうさぎの島として知られる大久野島で起きた25歳の男によるかなりな数にのぼるウサギへの虐待と殺害の報道は加害者の「可愛いから殺した」という言葉とともに印象的なものです。 

この島は1929年から終戦にかけて当時の中学生までが動員され数千万人を殺戮可能な毒ガスが製造されていたところでこれに関する資料館も島にはあります。連合軍が毒ガス工場の存在を察知していた可能性が高いのはこれに限らず当時の日本の秘密情報のほとんどが彼らに筒抜けだったことから推測されることですがそもそも広島が当時の日本の重用な軍事拠点であったことが原爆攻撃の対象となったようです。 このガス製造が原因で健康被害にあった人も数多くいるようで僕としては今回のウサギ事件との関連を憶測してしまいます。

さらに最近は久作についてここに書くことが多いこともあり彼の短歌集「猟奇歌」を思い浮かべましたがここに収められている彼の歌の質は高く近年のサラダ等の草食系短歌などを凌駕するものでこれはYOUTUBEでも朗読を聴けるので皆さんにも是非体験してもらいたいところです。

一方でウサギ肉は業務用の冷凍品を使用したパスタ料理などを賞味できる機会が増えていますが僕の感想としては鶏肉と区別しがたいもので英国での狩猟と祝い事に食宅を賑わすのに相応しいというだけのものです
ところで相当前のことですが澁谷にウサギ料理をメインにしたレストランがあったのですが店内にはウサギの愛らしい置物やマスコットで飾られていたことも思い出されました。

フォークロックへの鎮魂歌 MEDITATION

2025/02/13 (Thu) 05:30:49

ALICE IN CHAINSの1995年発表の同名アルバムはTHREE LEGGED DOGとも呼ばれているもので米国ではアルバムチャートで首位となったものです。

なかなか面白いアルバムで4曲目のHEAVEN BESIDE YOUは60年代のフォ-クロックでも特にS&Gの冬の散歩道を連想させるものですが彼らのコーラスはブリティシュサウンドのものを凌駕するような雰囲気と技量を感じさせるものであることには驚かさせられます

詩に耳をかたむけると LIKE THE COLDEST WINTER CHILL, HEAVE BESIDE YOU, HELL WITHINと歌われていてこのラインからもこれS&Gの上記のトラックを意識したものでさらにその詩に彼らがツッコミを入れているものであると少なくとも僕は理解しています。

更に終局のOVER NOWは1927年のエンタテイナーTED LWEISのGOOD NIGHTのレコード再生から始まっておりそのトランペットの音を聴いていると僕にはそれがフォークロックやその時代の感覚への鎮魂歌とも聴こえてきます。表現方法が変わり当時の音楽のもたらす感覚への飽きがきたのか信頼を無くしたのか、大袈裟な表現を使えばこれは僕の過去の感覚からの脱却を暗示しているようです。

認知学と久作 MEDITATION

2025/02/12 (Wed) 15:59:37

夢野久作の長編の難点は彼の著作に限らず定期刊行物に掲載された小説で体験サセラル「くどい」語り口で断片的に読まれることを前提とし又読者の期待を繋げることが重要なことであったものを特に修正作業をせずにまとまったものとして読まされた時に感じるうんざり感です。

ドグラマグラはその最たるもので未完となった犬神博士には彼独特の講釈が挿入されこともなくストーリー展開のテンポも良いもので読み進めることにストレスを感じることが少ない作品です。

小説では主人公の搾取と虐待を繰り返す両親(実ではない)への主人公の感覚と行動が通常では理解できないものに動かされている様子の描写にその多くが費やされています。
またどこまでが史実なのか僕には不明なのですが日露戦争を前にした三井炭鉱の三井財閥への払い下げにいたる三菱財閥との闘争の一部とも考えられる地元での九州の言葉でケンカと表現される二派の血を流す戦いが後半で描かれているのですが主人公を含め戦う動機が彼らの心の中では不明瞭でかつ血気によるのではないかと思わせる描写からはやはり行動の動機の不思議が主題となっているように考えさせられます

主人公は義理の両親への想いは長く一緒にいたからだと問われて答えますが、これは長期間を一緒に過ごすことで自身の反映を認知することで起こる現象でそれは車好きの人間が自分の手足の延長の様に反応する愛車相手だったり、長年使用した鍋が生命を宿しているように感じられ捨てるに捨てられない心境になったり、また例えば同性愛で異性には目も向けないような人間が親の都合で結婚させられても双方が齢を重ねていくだけで愛情らしきものが生れてくるという話が多いことと同様な脳のメカニズムによるものの様です

一方動機が明瞭でない行動については近年の認知学が説明するところの人間の行動は自身が判断して実行されるものではなく実行されたものを遅延して観察しその行動に意味を与えるという極端なところ意識には決定権がないと理論が頭に浮かびます

久作も僕等も認知の全体像をつかむまでには至っていませんが彼がこの様な形での問題提起を行ったことには敬服するところです。

価格値上への心理作戦にやられる MEDITATION

2025/02/12 (Wed) 13:28:11

今回の米騒動の背景にあるのは近年のどこまで減少し続けるか見通しのつかない米の消費量が背景にあるのは明らかなことで、それも日本の外国人労働者方々の一人当たりの消費量が日本人の数倍であることを考慮にいれればその現状は推し量れるというものです。

欧米では牛肉の高騰がメディアに取り上げられるとレストランでのステーキの注文が増加するとの報告がありますがこの原因のひとつには食事の選択をする場合に牛肉のイメージが脳に普段よりも明瞭になっていることがステーキの選択を促すという説があります。
僕などもスーパーなどで通常は脳の購入リストには入っていない商品が価格高騰により話題になっている為にリストアップされてしまって、たまには買ってみるかという気持ちに至ることになります。 さらにそれらは普段は見向きもしない商品なのでその価格の高騰している状況にはあまり関心がいかないということもありこの行為がその商品の売上増と品薄に寄与するということです

この心理作用により実際にここ数か月の僕の米の消費量は以前に比較して確実に増加しているのは事実です

一方で既に主食としての首位を奪われているとはいえ米の販売価格はその一食分を比較すると小麦を原材料とする欧州からの輸入パスタに比較して数倍の高さ(ウクライナ戦争による小麦高騰という事情があるにもかかわらず)なのはその減反政策とJAの中抜きにあるようです。 
ところで僕は三食パスタでも可という人間なのですが米については週に2-3回が限度なようでそれ以上ということになると多少とも胸焼け感がでてくるのですがこれはこれでカロリーの必要以上の摂取に歯止めをかけることに価値を見いだしています。

奥多摩世界遺産登録 MEDITATION

2025/02/12 (Wed) 06:09:33

奥多摩の廃旅館群の世界遺産認定推進運動についての話からです。

奥多摩渓谷にある渓流近くの廃旅館は心霊スポットとして知れれていますがその多くは2000年前後に造られ都心からのアクセスが非常に良いにも拘わらず渓谷と山々の魅力を満喫できるということで一時大盛況だったものです。これらの宿泊施設の多くは渓流特有の台風による激しい流れの影響を免れるはずの無い場所に建設され、時を経たず訪れた台風の被害を受けどうにか流さずに残った建物が立ち入り禁止の看板とともに現存しているものです。

僕は近年の地震、津波、豪雨、豪雪によるとされる被害の多くの背後にはこの奥多摩の開発と同様なものがあると考えています。
田中角栄の日本改造によりそれまで教科書などでも紹介されていた豪雪地帯の雪籠りや雪国のイメージは少なくともメディアがらは姿を消したのですが、その近年の新しい印象から通常の姿を勘違いしてしまったことが被害の原因であったり又本来の姿を異常と捉える傾向もあるようですね。

一方で雪を解かす為の設備や豪雪対策の為の鉄道や道路の維持の為の膨大な原油の使用、購入する側としては必需品とは言えない嗜好品でしかない物産品の流通に要するこれも原油を含むエネルギ―の放出、災害となった場合の膨大な復旧費用など地球に仇なす行為があってこその繁栄と口にするのはSDGSを提唱する連中のこともあってのことです。

セロニアス モンク MEDITATION

2025/02/09 (Sun) 11:57:58

70年代には日本でもモンクへの関心が深まり特に熱心なジャズファンの間で人気の的となりましたが彼らには共通する認識があったようでそれはモンクはRIVERSIDEへの録音がベストで後のCOLUMBIA録音のものにはちょうどエルビスのカムバック後のものと同様に価値を見出せないというものでした。当時僕はそれ程彼の音楽を聴きこんでいたわけではないのですが、マグリッドらシュールリアリズムを思わせるCOLUMBIAの彼のレコードジャケットには胡散臭いものがありRIVERSIDEでのものの蒸しかえしではないかとも感じていました。

当時から90年代頃まではあのJASRACによる恐怖政治の到来を告げるような音楽狩りもななく、何故か小規模で若い人が経営しているラーメン屋や寿司屋でモンクがよく流れていました。

モンクの演奏は聴き方を間違えると行き当たりばったりのものにも聞こえてくる可能性がありますが、きちんと耳を傾ければ彼のフレーズが一音一音を深く吟味しものを作られたもので恐らくそれを楽譜に書き取ったものをと演奏しているに違いないとの憶測をさせられるほどの精微なもので、そこにはドビッシーのピアノ音楽と共通するところを見出す人もいるはずです。

トリオ編成のものを聴くと、これはやはりRIVERSIDEのものが良いのですがベースとドラムスの演奏にはいいかげんなところは全く感じられず所謂良い演奏なのですが強いて言えばそこからベースとドラムをとり去ってしまっても構わないという印象もありこれはモンクがジャズという販売上の作法に沿っているだけのことの様にも思われます。 クラシックではソナタ形式やワルツなどの様式が良くも悪くも表現に作法をあたえますがジャズも同様な縛りのひとつであって、僕としては彼にはソナタ形式での表現を聴かせてもらいたかったなどとも勝手に思っています。

彼の管楽器を加えた演奏を聴くと彼らと同時に演奏している部分に関しては恐らく前もって管楽器のパートを含めた譜面を用意しているか彼自身が相当に彼らの演奏フレーズに立ちいって指示を行っているように思われそれはその部分全体の完成度の高さから推測されることです。 ピアノの沈黙している部分に関しては彼は彼らの好きにさせていたようでそれは結果として平凡な演奏でしかないようです。

僕のモンクの表現者としての位置づけはジャズ界いや20世紀音楽界の首位にあった逸材ということです。

参考音源:THE COMPLETE RIVERSIDE RECORDINGS-15CD

巡査辞職とりんきん MEDITATION

2025/02/08 (Sat) 08:05:25

夢野久作の巡査辞職について触れますがネタバレが多いので嫌な方は青空文庫やネットの無料動画で体験してからの方がいいでしょう。

この巡査辞職では彼の作品によく挿入される人間の感覚に関する知見が改めて披露されることは無くその代わりにと言うか作品全体がそれを主題としています。

ここでは殺人に至るまでそして逮捕までの犯人と被害者と村民の間の感情が変化してゆき犯罪自体が不可避のものとなっていく様子が当然の流れとして描かれているようです。。 
彼の文章の表現力は他の怪奇小説の作者のものより明らかに優っていることが伺われるのにも関わらず彼はここでもその力を怪奇小説ファンの期待に応えることには使用することに重きを置くことよりも一般的といっていい人々達の感覚が暴走してゆくことが日常であることを読者に伝えることが重要なことと考えていたようです

一方で物語の最後で犯人の巡査との出会いから続く恐怖が改めて犯人視点で語られる描写は技法として近年の映画でよく使用されているものより効果的で彼の文章の力量を示すものとなっています。

さて昨日は311に関連してLINKIN PARKに触れましたが彼等は2000年のHYBRID THEORYで成功しこれは彼等のファンの間でも人気のアルバムらしいのですが、少なくとも僕にはそのシャウトやHIPHOPのスクラッチにしてもそれらの魅力はスタジオでの録音技術に負うところが大きいように思われ実際のメンバー達の実力についてはハテナというところでした。

2017年にはメンバーのVOCALISTが自殺し同年に発売されたONE MORE LIGHTには既に彼は参加していないのですがこのアルバムはそれまでのLINKINのものとは趣の変わったもので録音での効果を取り払い看板のシャウトも聞かれない平凡なオールタナティヴバンドの演奏を連想させるものでしたが話題性があった為かチャートで首位となりました。しかしその後スタジオでの新譜は昨年までご無沙汰となったものです。

それにしてもパンクの流れは米国に引き継がられMETALLICAの人気もあり英国の勢いというのはとうの昔の一過性のものだったようです。

311とレゲエ MEDITATION

2025/02/07 (Fri) 07:02:28

311(THREE ELEVEN)は90年代後半から2000年代に10枚近くのアルバムを米国チャートの上位10以内に送り込んだMIXTURE BANDとして紹介されることが多い米国バンドです。

ちなみに311とはメンバーの友人が公衆の使用するプールで素っ裸でなったことで逮捕された時に適用されたオマハ州のポリスコードのことで東関東地震とは関係ありません。

彼等のサウンドは2月5日に書いたグランジと同様でギター奏者が2人であっても基本的にはスリーピースバンドの特色を持っておりそこにラップやレゲエなどを取り入れたことで音楽的なミクスチャーとなっています。 彼等のライブでの演奏の人気が高いというのも
スリーピースとしての演奏の実力の高さを示すものと僕は考えています。

ラップをヘビネタにとりいれたということではLINKIN PARKと同様ですが残念ながらボーカルについては311はLINKINに比較してその迫力と魅力にこれといったものが感じられずそのことが彼等がLINKINほどの人気バンドとはならなかった原因のように思われるところです。

僕が311に注目し彼らを好きになったのは彼らのレゲエの表現がそれまでの白人の演奏ではどうしても成しえなかったところを超えて初期のTHIRD WORLD、STEELPULSE, MATUMBIなどの上質と言えるレゲエの魅力を表現できる力をもっていたからです。 ちなみにそれまでのというのは、STONESのBLACK&BLUEやDONOVANのYELLOW STARそしてPOLICEらのスタイルだけでしかないレゲエ表現のことなのですがDYLANのJOKERMMANがレゲエDJとしてよく出来ているのは当然のことでそこにはあのSLY & ROBBIEがリズムセクションを固めてるからです。
彼等はTAXIとしても名乗っていますがその命名の由来は運賃さえ頂ければどこへでもとということなのですが、バブルの波に乗った日本のポップスまでが彼らを使いそれが欧米のスタジオミュージシャンを中心に日本のポップスのレベルが笑いの種になったということもあったようです。

これは白人演奏家にとってあのレゲエのリズム表現の習得にには時間を要したということでDONOVANも90年代の確かベルリンでの演奏ではCOLORSの彼のギターが旨くリズムを表現するようなり彼自身THIS IS RAGGEと感極まって呟いていたのが印象に残っています。


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