DONOVAN

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アフリカ映画 ANTI SDGS

2024/04/27 (Sat) 09:17:37

1.先日経済界や政治界の近視的な経済動向の見方と書きましたがこれは実際には彼らは承知済みのことで単に自身の任期中の数字の見栄えが良ければいいという思惑があってのことです。

2.本日のニュースに日本のホームレスの人口数の過去最小人数が更新されこれが支援政策の効果と報道されていましたが僕が思うには益々ホームレスが生きずらい状況になってきた結果のようです。

3.YUTUBEで地方の長く営業してきた銭湯が閉店になりその原因が同性愛者の店内でのみだらな行為にあることを店主が話していました。しかしこの話には合点がいかないことがあります。要はそれまで店主は誓約書を書かせ出禁にすること以外に通報や店内でのそのような行為を戒めるような行動を閉店以前には取っていなかったように思われることです。これはその様な連中の数が想像以上に多くさらにその情報を聴きつけて
来店する者も多く結果として彼ら無しでは経営が成り立たなくなっていた状況に陥っていたと思われます。
連中のターゲットとなる条件にはそのビジネス自体が斜陽傾向にあることが重要なようでかって都心の名画座がそのターゲットとなったことは余程鈍感な神経の持ち主でない限り気付いていたはずです。池袋の文芸座もそのような連中の存在があってこそ継続できたようですが一般のロードショー館でも女性がひとりで入館するのは危険だといわれていたのはつい最近までのことのようです。

3.そういえば皆さんの中には昔ピアなどの情報誌に情報があった自主上映会で映画を楽しんでいた人はいるのでしょうか?僕が結構足を延ばしたものは住居の一室にスクリーンを設置しただけの上映会なのですが、当時の僕はアフリカで製作された映画のその手法と音楽にはまってしまい足繁く通っていたことがありました。それらは現在DVD等を探してもみつからないものばかりです。想像するような社会問題を扱ったことで海外で評価されたものはつまらないのですが当時紹介されたものには現地の若者視点で描かれた実験的なものがありローカル色の強いものに魅せられました。

円安/ビジネスクラス ANTI SDGS

2024/04/25 (Thu) 17:16:48

1.最近の円安については円の実力という観点から¥160-¥200と評価するのが妥当と僕は思っています

日銀のこれからの対策が憶測されていますが日銀の市場介入については可能な額が限られておりその心理的効果の方を評価する声が過去にはありましたが、たとえ介入が日米協力のもとに行われたにしても恒常的なものではなく一過性の効果しかないので、今では大型投資家は一時的に円を買っても頃合いを観て円売りをするので市場介入は無駄ということになります。

円高への誘導の方法としては日本の金利をあげることが有効なようで短期間に少なくとも2-3%の利上げが必要と思われます。それによる日本経済への打撃を指摘する声が経済界から上がるのは眼に見えていることですが、その程度の利上げで揺らいでしまう経済の脆弱さに眼を向けてこなかった近視眼的な経済界にこそ問題があると僕は考えます。そもそもデフレによる企業の増収を給与に反映させるという構造を国民に押し付けるのは日本の大企業の内部留保利益の大きさから考えると経済界にとって都合の良い話でしかなくまずは給料の値上げを優先させるのが筋というものです。

ただ大企業が未だに円安を好感を持って受け取っているのは円安により彼らが海外に持っている資産が高く評価されこれが決算書の見栄えを良くするからです。これは確か今世紀初頭に国際会計基準が日本に導入されたことによるものでそれまでは資産取得時の為替で計上され売却時にその時の為替が反映するというものでした。大企業の海外資産額は膨大なもので今は順調に見える収益も決算時に円高となれば簡単に赤字転落となるのを一時的にせよ恐れているようです。

2.懐の温かい皆さんの中にはG.Wを海外でと考えている人もいるでしょう。 資産運用で儲かったのでビジネスクラスの利用を検討しているかもしれませんが、皆さんはあの高額な運賃についてどこまで御存知でしょうか? 社内に海外出張の多い企業に勤めた経験のある人なら目的地や時期によって旅行代理店から購入できる額が運賃表の半額を割っているという事実を御存知でしょう。要はビジネスクラスの需要は供給を相当下回っているという事実があり代理店としてはとにかく売れればいいという考えがありツアーを利用しない場合でも個人でも彼らと何らかのコネクションがあればその恩恵が受けられるということです。

おかげで僕は取引先のお偉方と同乗するときはビジネスを利用する機会に恵まれましたが、ビジネスクラスといってもピンからキリまでありますが小型機のそれは2名並んだ席が横に2列あるだけで遠くの窓の景色まで見渡せるのでその贅沢さを堪能できるのですがこれが真ん中にちょっと高い位置にある一人席があるだけで鬱とうしい感じなります。内陸の小型機となると一般席だけの場合がほとんどでシートはお粗末で身動きできない状態で短時間だからこそ我慢できるのですが一旦ビジネスに乗ってしまうとツアーで満員の一般席というのはつらいものがあります。

IN A SILENT WAY ANTI SDGS

2024/04/24 (Wed) 13:20:32

今日は中古音楽ソフトを少しでも安く購入する為の方法を僕なりの体験から書いてみます。
ヤフオク、AMOZONでの中古品の販売価格は同じ法人出品者の場合一時人気の商品で彼等が既に相当数の在庫を持っている場合はその特定商品の一般的な流通価格を維持する必要があるので通販価格にはそれを反映したもので出品しますが背に腹は変えられないのであまり眼に触れることの無い店頭では思い切った価格で
販売することが普通のことのようです。たまに個人が安価で出品して法人出品価格と比較して安いと判断せされすぐに売れてしまうので売れ残りの法人商品がリストに長く残ることになり高価な法人価格がある程度はまかり通ることになるわけです。

AMAZONのマーケットプレイスのCD配送料が平均¥400であることを考えれば店頭に足を運ぶということが必要となります。また中古店舗の場合ネット通販などで販売されているものには限りがあり特に掘り出し物となれば尚更のことです。問題は店舗群から遠方に住んでいる人にとっての交通費ですがこれは他の用事と店舗めぐりを同時にこなす等の工夫が必要です。購入量が予想以上に多くなりあげくの果てに送ってもらうことになるのは困りものです。関東地区のDISK UNION同様に名古屋ではBANANA RECORDが幅を利かせているので京都からの帰路に僕の買ったLPが相当な量になってしまい途中で駅ロッカーに預けその足で改めてリュックと両手に多量のものを持ちこれを置き引きする奴はいないと判断し少しずつホームの乗車口近くに置きっぱなしにするという方法で対処したのはいいのですが後日筋肉痛に悩まされました

さて今日の本題に入る前に現在の僕のジャズに対する想いを書いておきます。数年前からジャズの醍醐味はDO-BOPにあるという実感が強くなりそれ以降のジャズについてはあまり魅力を感じなくなったということです。類似語としてBOP, HARD-BOPがありますがネット上の説明には演奏家への思い入れがある為か必ずしも適切なものではないところが散見されますがDO-BOPが時代的に一番古いものを指しています。

2001年に発売されたMILESのされたCOMPLETE IN A SILENT WAY SESSION(3CDSET)は1969年に発売されたアルバムに未収録の音源を加えたものですがこの手の他のものとは良い意味で違った内容のものとなっています。まずELECTRIC MILESによくある冗長な印象が無いのですがこれはここに集録されたものは既にTEOの手によるカットが行われものであると判断されるのですがそれ以上にここでの演奏には集中力と気迫が感じられるのですね。これは前作KILLIMANJAROの演奏がもたついた印象のものであるのとは対照的です。さらに各楽器が反響音でも逆相のものもうまく取り入れられた細心の録音となっておりオリジナルのアルバムに収録されなかったトラックの質が高くオリジナルアルバムがこの3CDの抜粋盤であるとの印象を残すものでこれは異例な出来事です。

多少の不満はTONY WILLIAMSのドラムの座りが悪く感じられることで実際次作のBITCH'SではDEJONETともう一人の2DRUM編成に代わっておりA.MOREIRAの参加が妖しげな雰囲気を盛り上げていくことになります。
前作のHANKOCKとCOREAに加えてZAWINULの参加があり彼はオルガンも弾いていますががあり後のW.REPORT的なサウンドがここで聴かれるます. MILESはGET UP WITH ITで自らシンセを弾いていますがここでのオルガンのフレーズにはそれを思わすようなところがありZAWINULのここでの影響力は大きいようです。
J.MACLAUGHLINとMILESとの付き合いは比較的長くなっていくのですが後のロック的な色合いがまだ薄いこのときの方が面白いものを提供してくれているようです。
次作との印象を大きく分けているのはそこではMILES自身がペットのエレクトリックな効果をぺダル等で行っていることですがこれは調整が難しかったようでオーディオでも高級機でのきちっとした再生をすると本来のペットの音と音響的な成分が分離してしまうのでそこそこのステレオ機器での再生の方が気分よく聴けるということになります。

このCDの存在は以前から知っていたのですがあまり期待できそうにないのに加えて高価なこともあり手を出さないで来たのですが先日書いたJACKJOHNSONのこともあり今では中古盤が3000円位で入手できるので聴いたのですが210分あまりを半日でまったりとした気で聴いてしまいました。

MILES & GIL ANTI SDGS

2024/04/22 (Mon) 17:45:37

MILES と GILのコラボは57年のMILES AHEADにはじまり63年のQUIET NIGHTSまでの4アルバムで聴けます。
57年となると録音技術も進みクラッシク界ではハイファイ等のふれこみでそれまでに無かった心地よい音で音楽を聞かせるものが増え、恐らくCBSのジャズファン向けに大編成のアルバムに手を出したいという意向とMILESの意向が一致することで実現した企画のうように思われるます。確かMILESは当時引き受ける編曲者がいなくてGILに落ちついた旨の発言をしていたと思います。

GILについては音の魔術師などとの紹介がありますが僕の感覚ではそれは過大な評価でMILES AHEAD等を聴いた限りでは和音の扱いなどに伝統的なジャズバンドでの編曲を思わせるところが強いのですがそれを丁寧に行っている感が強く恐らくMILESとの入念な打ち合わせにより出来上がった楽譜を両者ともに忠実に追っている演奏でSPONTANEOUSなところは無いと言っていいようなもので成功したものと思えます。

編曲と演奏形態にもいくつかの縛りがあり、それは聴いていて特に無くても良いと思うドラムのブラッシングだったりソロイストとしてのサキソフォンが除外されていることがあげられます。
この伝統的なジャズバンドの編曲はスパニッシュなフレーズの取り入れとともにクラッシックの例えばミヨー(MILHAUD 1892-1974)の管弦楽曲等を思わせるような色彩感を伴ったものに多少とも移行していくのですがこの場合はトランペットがクラッシク界作品では伴奏を伴わない独奏を聴かせるのですがこちらではリズムセクションを伴った短いものであるということはジャズ界の妙なこだわりを感じさせるところでもあり上記の縛りがあることがジャズバンドが発展しなかった原因の一つの様に僕には思えます。別の原因としてはそれを聞くジャズファンの受け皿の大きさにもあったようですがMILESの音がいつもより美しいことがこの形態には成長の可能性があったことを語っているようです。

MOTHER/NIGGER OF THE WORLD ANTI SDGS

2024/04/21 (Sun) 14:01:51

先々日のPRESTIGE時代のMILESへの加筆からです。
彼のコンボに限ったことではないのですがピアノのプレイの音域が狭く感じられ又スケールの使用がこなれておらずスケール練習を聴かされているような趣があるのは残念なところです。ベースとドラムのソロに関してはインスピレーション不足を感じさせるものが多いというのもモダンジャズの限界を露呈しているようです。

次は昨日のWHEN I'M 64に関してですがこの曲のYELLOW SUBMARINEのアニメはなかなかのものですが、昭和天皇のスナップ写真を背景にこれが流れるのを頭に描くとホッコリした素晴らしいものだと気付くはずです。

本題のLENONですが僕のなかの彼のベストトラックの一つがMOTHER です。これは冒頭の鐘の音が空高く響いている空間に彼の声が垂直に例えば花火が打ち上げられるように聴かされることでそれが絶大な効果を上げているようです。MOTHER DON'T GOという当時では考えられないような表現も冒頭のハイと言ってもいいような体感のなかにあって改めて認識された母への叫びのようでこれこそ瞑想的な体験のポップでの表現と僕は位置付けています。ここあたりはINSTANT KARMAと関連付けての考察も面白そうです。
一方DONOVAN NETWORKの人で「この曲を聴いておかしくなった」という言葉を直接耳にしたことがありますがMOTHERの瞑想的な側面からそのような体験に至るのも納得できることだと僕は考えています。

もう一つのLENONのハイライトはNIGGER OF THE WORLDですがこれはこの曲のメッセージが現在でも有効なものであるという一言に尽きます。女性たちは解放されることをどうやら望んでいるのでは無く、男性と同じステイタスを望んでいるだけでのようで、女性が解放されるというのは男性も同様に解放され得るものが多いということです。敢えて例をあげると望まない人の子供であっても意味があるということです。

吹上御所 ANTI SDGS

2024/04/20 (Sat) 05:53:16

僕の学生時代のアルバイト体験の一つに養生屋での仕事がありました。これは主に建築中の建物の養生をする仕事で木部等の汚れや破損を防ぐ為に養生テープを貼ったり剥がしたりまたサッシの分部に付着したセンメントなどヘラで削り落としたり建物内部の簡単な清掃をするもので瓦礫の撤去のような重労働は他の業者の仕事となるので比較的に楽な仕事で賃金も悪くないバイトでした。
そこのバイトを辞めてからも思い出したように手伝ってくれないかとの電話をもらうこともあり1日だけ皇居での仕事があるとの話で僕は大学の友人を誘って参加させてもらったのです。行ってみると実際の仕事は吹上御所内の養生の仕事で汚れた網戸を洗ったりする軽い仕事で日当をいただくのがちょっと申し訳ない気がしましたがこれは恐らく仕事の場所だけに雇い主が万が一の人手不足による失敗を懸念しての充分な人手で対応したいという思惑があってのことのようでした。今でも皇居には勤労奉仕という制度があって草むしり等の奉仕活動があるようですがその作業は御所内には及ばないようです。
仕事中に垣間見た陛下らの使用しているだろうと思われるTVのある茶の間の様子は庶民的なもので当時の僕らの団欒を想像させるものでした。

既に以前から知っていた5名ほどの連中と一緒の仕事でしたが彼らは揃って僕らより2-3年の年長でしたがこの当時数年の違いが与える影響の違いは大きく彼らは一時は学生運動に参加しその時には既に離脱していた連中で音楽嗜好もジャズ中心でしたが僕らは彼らに対しては一目置いていました。

そんな連中と御所を離れて出口に向かう時のことです。ひとりがWHEN I'M 64を歌いだし、いつの間にか全員でこれを口ずさみ始めたのです。これは恐らく当時60代後半の昭和天皇を彼らが思いだしてのことだったようですがどうやらSGTは彼らジャズ世代にもヒットするところが多かったようで皆全曲を諳んじることができるとのことでこれにはちょっと驚きました。

さてここからが本題です。連中にこのバイトをする以前に比較的長くガラス切りの仕事をしていた人がいて彼が言うには少しの練習で可能な高額を稼げる仕事なのだが精神的に病んでしまう人が多く彼自身もその危険を感じたので辞めたとのことでした。
ここで考えられるのはあのガラスに鋭利なものが接触する時に発生する嫌な音のことであれを終日耳にしていることが精神状況に与える影響は大きいに違いないと想像します。

世の中の職業には人間の精神状態に影響を与えるものがあり連続する終夜勤務はその一例です。また昔帽子の製造職人に精神的にも病んだ人が多かったのは当時皮をなめすのに水銀が使用されていたからだとされています。
そして僕が今でも秘かに疑うのは理容師です。あのハサミの立てる音が怪しいのです。理容師には男性を好む人の比率が高いという話も聞きますが、毎日多くの同性の髭剃りの際の接触を続けているうちに男好きになるという説とそもそも同性好きにうってつけの職業だという話はあくまで性的嗜好の問題で精神の病とはは別のことです。僕が言いたいのはその性的嗜好についてではなく昔から理容を職業としている人には気難しい人や孤立した雰囲気の人が多いことでこれはハサミの音の影響があるのではないかと疑うところです。
嫌な音の認知には個人差があり意外なのはハープシコードのあの金属音が苦手だという人もいます。

PRESTIGE時代のMILES ANTI SDGS

2024/04/19 (Fri) 14:16:58

欧州では既に小売りの段階で導入されている砂糖税ですがどうも日本での状況はその先を行っているようで高騰している砂糖と商品にそれを上乗せしにくいという事情から砂糖の使用が控えられ人工甘味料の使用が大幅に増えているようです。しかし人工甘味料についてはどれも砂糖とは違った化学的ともいえる癖のあるものだということには変わりなくスイーツに限らず加工食品にも表示カロリーを減らしたいとう業界の思惑からも砂糖を使用することが少なくなってきているのは本来の味を優先したい人にとっては残念なことです。

先日お茶の水のD.UNIONの4店を回ったのですが平日にも拘わず店内は盛況なのですが高年者が中心で最近目立つようになったのは高齢者夫婦で購入と買取の両方を兼ねての来店で店にとっては購入のみの顧客より彼等は上客です。来店となると購入予定以外のものでもつい手を延ばしてしまうというのが危険なことでその日もMILESのCOMPLETE PRIESTIGE RECORDING (8CD)が2000円だったので購入していしまいました。

近年はクラッシク中心に聴いていることもあってジャズの久しぶりのコンボ演奏には違和感を覚えるところです。ペットやサックスはクラッシックでの演奏法とは別ものなので比較の対象とはならないのですがこれがクラリネットあたりになるとクラシック演奏家にはKELLの美しくニュアンスに富んだ演奏がGOODMANの影を薄くしてしまうというようなこともあります。

これがピアノとなるとMILESのコンボでも他の演奏者がソロを取っている時に和音でリズムをとっているだけのことがほとんどなのは音量という事情もあるので眼をつむれるのですが自分のソロの番となってもなかなかメロディー中心のプレーに移行できず恐る恐るという感じでソロに入っていくというのはよくあることでこれはアコギでフォークを歌う人がコードをかき鳴らすばかりで歌に入るタイミングが取れないでいる状態と大して変わりは無いように思えるところです。

さてMILESのPRESIGE時代というのは1951-56年のことで彼の25-30歳にあたりこれはジャズ演奏家としては音楽的な閃きとエネルギーの頂点が20代中頃にあることを考えれば新人とは既にいえない年齢です。ジャズ演奏家の年齢に関しては実際より高齢の印象が好まれということが特にBLUENOTEのジャケ写真にはその印象操作が行われていたということは以前に書いたことです。〈アラブ系の印象はマズイということでROLLINGSに関しても同様の操作があったことは明白です)

ところでMILESのこの頃の演奏はまで未熟なものであるということが時折言われているようですが、後年のCOLOMBIAで聴かれるようなフレーズのパターンは既にPRESITAIGE時代には出来上がっておりその意味では年齢相応の閃きを見せていたということになります。COOLUMBIAになると録音状態が向上し彼の演奏は洗練しまたエネルギーを感じさせるようなイメージのものに代わっただけのことで後は手を替え品を替えという方法で生き延びたということを今回まとまったものを聴いて感じたところです。

特にジャズ演奏にはエネルギーを要することがある為かB.BREWのころのインタビューでMILESが40代半ばで正直つらいというような発言をしていたのを思い出しました。

WHITE ALBUM ANTI SDGS

2024/04/18 (Thu) 05:55:17

昨日の皇室に関する投稿とは違いこれについて書くのには躊躇がありました。というのは以前触れたうように彼らについてはSGTと前後のシングル以外についてはどのアルバムを聴いても物足りないような印象があり購入して聴くほどの魅力を感じないという彼らからの体験が希薄なところにこのアルバムについては当初から評判が芳しくないという以上の情報にも触れる機会がすくないところに僕が書いても「それは良く言われていいることで承知の上だ」などと言われる可能性が高く敢えて書く意味が無いとも思ったのです。

WHITE ALBUMについては発売されて間もなくはラジオでREVOLUTION #9が面白いという評価とともに紹介され購入を考えていたのですがそのうちMY GUITARや
OBLADIに焦点が移るにつれSGTとは比較にならないものと感じ又USSRについても音の処理がおざなりなものだと思うにいたりその後友人からアルバムを貸され一度だけ通して聴いたのですが聴いていても疲労感を感じるようなゲテモノと判断しました。
そして最近このCDを貰う機会にあってしまい一応全曲聴いた上での感想となります。

まず68年発売前後の状況で関連していると思われることを列挙しコメントします。

1.ティラノザウルスレックスは67年には結成されており70年にかけて4枚の完成度が高いといって良いアルバムを発表しています。当時からHMSはこれらのパクリであるとの指摘があったことを知っている人も多いはずです。REVOLUTIONには彼の歌いっぷりを思わせるところがあるのですがその後のTREXのCHILDRENOF REVOLUTIONへの流れが僕には認められます。W.ALBUMのこの曲のイントロはエルモア ジェイムズの黒人社会で大ヒットした一連の曲から借りてきたものでザウルスのエレクトリックを取り入れたELEMENTARYCHILDと比較しても引けを取るもので歌詞にも説得力の弱さが感じられます。

2.GENTRY WHEEPSのイントロにはBEATLESならこれくらいは当然だとおもわせるような魅力のあるものですがI DON'T KNOW HOW..のところが素人臭くギターソロについてはCREAMのFRESH CREAMからWHEELS OF FIREが66年から68年にかけて発売済でそこでのCLAPTONの演奏には彼の音に対する鋭い感覚が伺われるのに対して平凡な演奏に終わっているのは妙なことです。
そもそも彼の参加が話題になるようなことはそれまでは有無を言わせずゴシップとは無縁だった彼らの製作に隙間がでてきたことの現れです。

3.レノン中心と思われるWHY DON'T WE DO IT等のトラックには後年のPUNKに通じる感覚がありますが彼はBEATLESのメンバーではこれを成長させることは無理と判断しその方向に向かわなかったのには彼の声の質がフォークロック的なものであったことにもあるようです。

4.OBLADIやその後のYELLOW SUBはLENONやPAULの養女を含む子供達との交流から生まれた一過性の産物だったのはDONOVANのそれがやはり一時的なものでしかなく彼らの限界を感じさせるところがあります。OBLADIは特にいわゆるサビの部分がBETALESにしては平凡です。

5.SGTで弦楽四重奏の表現をG.MARTINとともに極めてしまった後にはアルバムのジャケにあるように彼ら自身を棺に納めるしかなく解散とするのが自然な成り行きで実際にWHITEはソロ活動のためのデモテープをそのまま発売して居直ってしまったというところでしょう。

6.REVOLUTION #9はMUSIC CONCRETEと言われる表現でE.BURDON&ANIMALSの67年に録音され68年にはすでに発表されていたTWIN SHALL MEET収録のSKY PILOT
が先行しているようで後年のWHOLE LOTTA LOVE等にも同様な流れがみられます。

7.PINK FLOYDは68年にはSAUCERFUL OF SECRETSを発表しており収録のSEE SAW等は音の処理に優れそれなり美しさの表現を実現し後年のMACHINEの成功へと向かったのですがG.MARTINはその面での録音/製作には向いていなかったようで、またここでは事実上製作から手を引いたようにも思われれところです。

こうしてみるとBEATLESというネイムバリューがあってからこそ実現可能な商品だったようですが一方では当時の大衆音楽の流れの中で生まれたものであることは明白な様で僕にとってこのアルバムのハイライトは最後の2曲にあるようです。

電子楽譜と皇室 ANTI SDGS

2024/04/17 (Wed) 15:46:37

電子楽譜の登場は特にピアノソナタなどを演奏する時には重宝なものでプロの演奏家でもこれを使用している人がちらほら存在するようです。ヤマハなどが幾つかの製品を発売していますが一体式のものの画面表示が小さいなどとの評価もありますがプロの演奏家がステージでこれを使用しないのはページをめくる為には何らかのアクションが必要でそれが演奏への集中を妨げると考えるからのようです。

実際には著名な演奏家となるとコンサートでの演目くらいは暗譜しているのが普通なのですが万が一でも頭の中が白くなってしまう状況を恐れて楽譜を置くということのようです。ちなみにブレンデルは暗譜での演奏知られていましたが晩年急にその万が一が襲ってしまったようで手が止まってしまいそれを境に公衆の面前での演奏はしなくなったようです。

電子楽譜に戻りますがページをめくる作業を省く為の技術というのは既に完成しており恐らくはその為のパテントの問題でヤマハ等が取り入れられないようです。
SKOOVEという海外のネット回線を利用したピアノ教室があり比較的安価なこともあり僕も一時利用していたのですが、これは音程通りの打鍵がされていれば楽譜が自然にスクロールしていく優れものです。
ただこの教室の素材にはトリルを使用したものが無くこれは早い情報の伝達が苦手という事情があるようですが早い楽譜上の情報に関してはスキップさせることで相当の部分の楽曲はカバーできそうにも思えるところです。

さて秋篠宮のソープランド関連の話をYOUTUBEで蒸し返いている者の存在や悠仁君の教室での嫌がらせがあるのは秋篠宮が皇位継承の可能性を否定しているにも関わらず女性による皇位継承が何らかの事情で認められると眞子様が皇室にもどることで小室さんとの間の子供が継承者になるという可能性が残されているからのようでここあたりは古事記などに記された継承をめぐる殺戮を含む争いを想起させるところがあります。
どこの国民もこのような話を好むところがあるようで愛される皇室のためには良い材料を提供していることになります。

一方で皇室の自立も重要でグッズ販売から始まりCMへの登場で稼いで税金等も払っていただけるうようになれば誰も陰口をたたくようなことは無くなると思われます。皇居の地下を核廃棄物の投棄場所にしたりあの場所に原子炉を設け其の上に新たに皇居を設置することは陛下の核に対する力の証となり国民の信頼が頂点に達するのは明らかなことです。
そもそも金を出して北海道に処理場を設けようなどいう発想はけしからんことです。

以前のオーディオ話の蒸し返し ANTI SDGS

2024/04/17 (Wed) 07:41:54

最近メディアが昭和/平成時代の中古オーディオ機器のブーム(といってもささやかなものだが)があることを取り上げていますが確かに中古機器を扱う店では在庫が無くなってきているようです。この原因が中国を中心とする爆買いが原因であることは以前ここにも書いた通りのようですが、彼らにしてみれば日本の中古市場の商品の品質はこれに限らず自国のものに比べて質が高い上に最近の円安が彼らの購買に拍車をかけているようです。

日本の中古オーディオの購入者には二つの層がありその一つは店舗での使用を目的にした層でとにかく安価優先という購入層です。昔からこの層にはジャズ喫茶の経営者がおり彼らは自分の店で使用している機器のラインアップを売り物にしているのですが何故かその機器類が短期間で入れ替わるのは中古品由来の故障の発生の多発がありこれも海外製品となると故障頻度もグッとあがるので別の安価なものをに手を出さざるを得ないという悪循環に陥っている実態を知っているのは昔のジャズ喫茶ブームの中でも知っている人はそれ程いないと思います。

僕自身中古製品の購入の経験はあるのですが既にエイジングの効果が期待できるスピーカーを除いては購入時から音質劣化が感じられ又それが故障に至ることを体験しているので避ける方向に向かいました。
ただ安価でその機器の音の特徴を短期間でも体験したいという人には中古品はうってつけのものです。

何回もここに書いたことですが僕は最後に購入した機器での音楽再生はここ数年おこなっておらずもっぱらラジオとスピーカー一体型の安価な機器とポータブルレコードプレイヤー中心で楽しんでおり、後者のものによいものが無くなってきたのでアナログはレコードプレーヤと小型のアクティブスピーカーで楽しんでいます。僕にとっては高価なオーデイオ体験は音楽的な耳を良くするための訓練機器だったようでその後はあまりその必要性を感じなくなったようなのですが、これは僕の特殊体験では無く多くの音楽体験を目的としたオーディオファンがあれこれ機器を買い替えたあげくに落ち着くところのようで、この事実がオーディオ市場のアキレス腱であることを認識している販売関係者も少なくありません。


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