DONOVAN 34178


改めて空間認識について

1:ANTI SDGS:

2024/04/06 (Sat) 03:44:07

皆既月食後と双眼鏡による月の観察に関して空間認識との関連性について書きましたがこれは曼荼羅図の意味することが突然認識されたという最近の瞑想的体験について以前書いたことともに伽藍配置も視野に置いて考えています。

僕は桜開花の様子より今ならクスノキの新芽のその意外な色合いに魅せられるのですが、生来立体視のできなかった人間がそれを回復する事例がありその状況下での立体視体験について特にそれまで理解できなかった木立の美しさを挙げていたことにも空間認識の重要性を感じました。また木の近くでのエピソードは仏教や聖書においても重要らしくそこでの空間認識の影響を考えたくなります。

浮遊感覚というのも足などが自分を支えていることを意識から外せば夢の中とか歩きながらでも味わえるように感じますがここでも重要なのは空間認識です。
ハイエンドオーディオを語るとき無音の表現力について言及されますがこれも楽器同士の間の音のないことを感じさせる再現力のことです。

これらをまとめると対象を認識するときにそれが存在する空間を認識することでその対象物が何であれその認識にはフィルターを通さないような現実感と至福感を与えてくれるものであるというのは僕の体験からのことです。ただし空間認識が瞑想への導き役をしているのか瞑想体験のもたらすものなのかは判断できかねるところです。

皆さんも特に思春期に見た特に大きい木に語られることがないようなものを感じたことがある人が少なからずいるはずでその時の意識を手繰ってみてください。

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