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円安/ビジネスクラス

1:ANTI SDGS:

2024/04/25 (Thu) 17:16:48

1.最近の円安については円の実力という観点から¥160-¥200と評価するのが妥当と僕は思っています

日銀のこれからの対策が憶測されていますが日銀の市場介入については可能な額が限られておりその心理的効果の方を評価する声が過去にはありましたが、たとえ介入が日米協力のもとに行われたにしても恒常的なものではなく一過性の効果しかないので、今では大型投資家は一時的に円を買っても頃合いを観て円売りをするので市場介入は無駄ということになります。

円高への誘導の方法としては日本の金利をあげることが有効なようで短期間に少なくとも2-3%の利上げが必要と思われます。それによる日本経済への打撃を指摘する声が経済界から上がるのは眼に見えていることですが、その程度の利上げで揺らいでしまう経済の脆弱さに眼を向けてこなかった近視眼的な経済界にこそ問題があると僕は考えます。そもそもデフレによる企業の増収を給与に反映させるという構造を国民に押し付けるのは日本の大企業の内部留保利益の大きさから考えると経済界にとって都合の良い話でしかなくまずは給料の値上げを優先させるのが筋というものです。

ただ大企業が未だに円安を好感を持って受け取っているのは円安により彼らが海外に持っている資産が高く評価されこれが決算書の見栄えを良くするからです。これは確か今世紀初頭に国際会計基準が日本に導入されたことによるものでそれまでは資産取得時の為替で計上され売却時にその時の為替が反映するというものでした。大企業の海外資産額は膨大なもので今は順調に見える収益も決算時に円高となれば簡単に赤字転落となるのを一時的にせよ恐れているようです。

2.懐の温かい皆さんの中にはG.Wを海外でと考えている人もいるでしょう。 資産運用で儲かったのでビジネスクラスの利用を検討しているかもしれませんが、皆さんはあの高額な運賃についてどこまで御存知でしょうか? 社内に海外出張の多い企業に勤めた経験のある人なら目的地や時期によって旅行代理店から購入できる額が運賃表の半額を割っているという事実を御存知でしょう。要はビジネスクラスの需要は供給を相当下回っているという事実があり代理店としてはとにかく売れればいいという考えがありツアーを利用しない場合でも個人でも彼らと何らかのコネクションがあればその恩恵が受けられるということです。

おかげで僕は取引先のお偉方と同乗するときはビジネスを利用する機会に恵まれましたが、ビジネスクラスといってもピンからキリまでありますが小型機のそれは2名並んだ席が横に2列あるだけで遠くの窓の景色まで見渡せるのでその贅沢さを堪能できるのですがこれが真ん中にちょっと高い位置にある一人席があるだけで鬱とうしい感じなります。内陸の小型機となると一般席だけの場合がほとんどでシートはお粗末で身動きできない状態で短時間だからこそ我慢できるのですが一旦ビジネスに乗ってしまうとツアーで満員の一般席というのはつらいものがあります。

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