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弥次喜多と精神疾患

1:ANTI SDGS:

2024/04/28 (Sun) 01:13:27

中古医療計測器の市場がそれなりの活況を呈しているとのことですが、ネット検索でもそれを扱う会社がいくつもあることが確認できます。恐らく新規に開業医を目指す人の初期費用を少しでも減らしたいという需要と大病院等での旧製品処分による供給がマッチしてのことのようです。
一方で気になるのは特に開業医での検査結果が間違っていたという患者の体験を何件が自分が耳にしていることです。使用されている機器の検査が定期的に行われることを法律が定めているのかは僕は知らないことですが実際どうなんでしょうか?

ところで僕は頭のネジがどこか外れていると言われる人間を何人か知っています。皆会社勤めで知った人ですがAさんもその手のひとにあるような頭の切れる人なのですがこんなことがありました。

接待ゴルフの朝のこと上司が彼を車で迎えに彼の自宅まで訪れたのですが現れた彼はスキーへ行く身なりで現れたそうです。上司に言わせると前日に寒いので雪が降るかもしれないと話していたそうですが何かAさんの頭のなかで書き換えが起こった様です。これだけならいいのですが、ある日海外から取引先の重要人物が死んだことを電話で受けた時にI'M SO GLAD TO KNOW THATと口に出てしまいこれについては電話の相手が驚いて直ぐに指摘されI'M SO SADと慌てて言い直していたのを大勢が聞いています。彼は皆に愛されるような印象の持ち主なのですが何を思ったのか夏にサラリーマンのよく着用する半袖のYシャツの袖を肩まで上げて仕事をしているのを見たこともあります。又Aさんの新築の自宅に行った人の話ではその相当な大きさとちょっと妙な造りを不思議に思ったので聞いてみたところ彼は小学生の時父親を亡くし困窮した母親が自宅の一部を他人に貸すことで生計をたてていたそうで、新築の際にも不測の事態を考慮して複数相手に自宅の一部を貸せるように考えてのことだとの説明をうけたそうです。
彼についてはまだまだエピソードには事欠かないのですが致命的だったのは顧客に出す見積もりの桁数を間違えて会社に損害を与えたことでした。

又別の会社にいた経理のこれも頭の回転の早い女性でしたがどうやら自分の仕事を一時中断して相手に答えるということが彼女にとって非常に困難なことなのだと気付いたことがあります。 タガが外れているのは例えば前日の飲み会での人との無礼講を楽しそうに翌日の職場に持ち込んでしまうことでした。
これは飲み会での体験に限っていないようで週末に土産に買ったアイスクリームが店員の手違いで溶けてしまったことを週明けに直前の体験のように感情をもって誰にともなく話すのです。 どうやら時間軸における感情の推移に問題があったようです。

それにしても彼らの特異な感覚は昔で言えば弥次喜多や落語の人物描写に似た印象を与えるものですが、これらは立派な精神疾患の症状ではないかと僕は捉えています。

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