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堺事件のエピソード MEDITATION

2025/04/29 (Tue) 02:49:51

堺事件での切腹時にはらわたを投げつけたというエピソードがフィクションであるという見解に僕が同調するのは内蔵の特に腸の2か所を投げれる様に切断することの困難さがあります。

これはソーセージ作りやホルモンの調理の経験者ならわかることですが事件では介錯者が料理用のハサミかまな板を準備していない限り上手く切断できるものでは無いということです。

このエピソードが流布した背景には外国人ー特に西欧人がその光景に驚愕する様子を想像して楽しみたいという人々の願望がありこれが流布の原動力になったと思われます。
この願望は大政奉還から250年経過した現在でも脈々と僕らの心の中に根付いており、YOUTUBEのオススメには必ずと言って良いほど「外国人もびっくり」系の動画がありこれは配信者達が閲覧数を上げる為の常套手段となっています。

堺事件を検索すると十年一日のごとく「忘れてはならない堺事件」などと題されたものが出てきますが外国人に驚いてもらう願望を捨てるのは困難な様に思われることから上記のような懸念は不要なものと思われます。

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