DONOVAN

61874

キツネ様とネズミ MEDITATION

2025/05/14 (Wed) 05:31:07

僕は特に小学生の頃は食が細くおやつにしても自分からねだることはなく与えられたものを食べるだけだったようです。
当時の僕の夕食は父親の帰宅するのが8時頃なので母親は自然と父親との食事ということになるので大抵の場合は僕一人の夕食となります。母親は僕の食事を用意するとすぐに近くの部屋に姿を消し僕が大声で「おかわり!」と言うと姿を現し空になった茶碗を受け取り台所からご飯を入れた茶碗を持って戻るとまた直ぐに姿を消します。 事情を知らない人がこの光景を見たら僕が下女を相手にしているように思えたはずです

しかしこれには母親なりの気遣いがあり以前少し触れたのですが当時家に出入りしていた犬が時折食事をしている様子を見守っている僕に「食べている時くらいは一人にさせてあげなさい」という母の言葉から察せられることです。僕が草陰で蚊などの昆虫を捕食している当時の僕にはとてつもなく大きく見えたカエルを母に見せた時も驚きながらも「そのままにしてやりなさい」と僕に静かに言ったなど特に食事というのは周囲に気兼ねなくできるのが一番だと考えていたうようです。

小ぶりな普通の茶碗にご飯が入っていたのですが僕がお替りをするのは比較的珍しいことだったようです。
僕が40歳代の時に母が死んだ後にかなり年上のまた従妹から聴かされたところでは当時の母は近くの部屋に控えていて僕の「お替り」の声を心待ちにしていたということです。
僕には大きな偏食はなかったのですが漬物と魚の骨が苦手でクリームシチューと並んで好きだったのは油揚げと厚揚げで特に後者については父親は「あんなもの」と言って呆れていました。

さて少しずつ本題に入っていきます。
先日僕は生魚が苦手なテイラースィフト様が日本で稲荷寿司を召し上がったところ大いに気に入られたということを動画で知ったのですがこれには成程と思うところがあります。
彼女のアルバムのジャケットを見てください。
REPUTATIONの彼女は稲荷神社のキツネそのものでその後のFOLKLOREとEVERMOREは森を背景とした後姿は彼女が隠している何か想像させます。さらにヒット作のFEARLESSは紫のものもありますが真赤のドレスを広げている姿は神社の巫女の姿そのものです。

キツネが油揚げを好物としているという話があるわけですが実のところ本当に好きなのはネズミの天婦羅だという説があります。若い男が山中で掴まえたネズミを油で調理していると我慢しきれなくなったキツネが集まって現れその天婦羅をねだります。結局は引き換えに妖艶な娘たちと性を楽しむのですが翌朝彼は全身に引っ掻き傷のある裸の姿で呆けている状態で発見されるという話です。

どうやらネズミは世界的に食材として扱われているようでYOUTUBEにはこれを唐揚げなどにして実食する動画がいくつかあるのですがどれも旨いという報告には変わりないのですがやはり都会で捕獲されたものは何を食べているのか解らないので避けた方が良いとのことです。

さてこれ程旨いものが食用目的で飼育されることが一般化されない理由は他の食用動物に比較して必要な飼料の量から経済的な効率がかなり低いことが原因のようです。この効率性の高さに関しては鶏が首位にあることに依存の余地はありません。


名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
文字色
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.