HIPHOPでピエナール断ちでした
- MEDITATION
2025/06/06 (Fri) 13:31:37
ここ暫くHIPHOP関係の書き込みが多いのは以前書いた通り処分を考慮に入れたその関係のレコードを聴きなおしてのことなのですが、実際に部屋の中での僕の歩き方は蟹歩きが普通でそうでないと物にぶつかってしまう状態です。BRITSH ROCKやBRITISH FOLKについては僕の思い入れは潮が引いたようで処分に関しては簡単に見切りをつけられたのですがBLACK MUSICとなると新しい発見もあり難しいなと感じるところです。
さて僕のHIPHOP再訪には実のところ他の大きな動機があってのことでそれはハイドンをはじめとしての鍵盤楽曲を聴くことを暫く断つという、これは僕のピエナール問題への取り組みなのです。
彼は8CDのHAYDNのソナタ選集を2023年に発表しているのですがどうやら彼の演奏に飛び込んで体験できないでいる自分があり,そうは言っても彼のHAYDON演奏には自分が見抜けないものがあるのが分かっているので通りすぎるわけにはいかないという困った状況にあったのです。
この僕の躊躇を生んでいるものがそれまで自分が聴いてきたHAYDNの体験で次第に彼の作品の演奏の在り方というものが自分の中に出来上がってしまいそれが壁となっているようなのです。数カ月でもHAYDN断ちをすることでこの壁を超えることが可能だという僕の感覚があってのことです。
数日前から一日彼のHAYDNだけを2枚程じっくり聴くという方法をとったのですが彼のHAYDNが僕の前に少しづつ姿を現し語りかけこれこそHAYDNそのもので最高の姿ではないかと受け入れられたのです。
彼の使用しているのはグランドピアノですがハイドンに限らず本来当時の鍵盤楽器を念頭において作曲されたものを現代楽器でとなるとグランンドピアノの持つダイナミックレンジの広さや細やかな表現をアピールするとが不自然に感じられたりする演奏が少なからずあるのですが現代楽器を使用しても時代楽器から得られるものを予想しダイナミックレンジの狭い時代楽器を思わせる演奏もあるのですがピエナールの演奏はこの流れに属しているようで又その強打による音色はちょっと例の無いもので実際彼には滅多に演奏されないトランペットとのデュオ演奏のCDが数枚あるのですがこのトランペットに負けずに調和できる彼の音色が従来の演奏とは相当違ったイメージを彼の演奏に与えているのですね。
彼の演奏は僕の夢にも現れました。
自宅付近を自転車で徘徊しているうちに道に迷うとうのは僕が良く体験する悪夢に近いものですが、今回のはいつの間にか僕の隣に若い男が現れるのですが彼は僕と同じ白の半袖のシャツを着ているのですが僕が着ているのが真っ白な高校生らしいものに対して彼のは「きなり」の白で柔らかく高級そうなものなのがわかります。彼は言葉を発しませんが僕には彼が僕との性行為を持ちかけているように思えて無視していたのですが周囲の見知らぬ風景に怖気づいた僕はかれの後をついて彼の家らしきところへ案内されます。
中へ入ると彼の兄妹らしい女性が僕の相手をするのですが僕には彼女と彼が同一のものだと何となくわかるのですね。(ニューハーフと言うわけではありません)いつの間にか朝になって外へでると遠くに二本の煙突が立っているのが見えるのですがその煙突にはサバ缶の外側によくあるような大きな魚が鮮やかに描かれています。僕はここへ着いた時とは違って小さな三輪車に乗って自宅へ向かうつもりになっていたのですがふと前をみると昨日の彼が自転車に乗っており僕を案内してくれるようです。
風が吹いています。ハイドンのピアノの緩徐楽章が聴こえてきてその場の心細いような悪夢の感覚を僕の受けいれられるものに変えます。
天皇ガチャ - MEDITATION
2025/06/02 (Mon) 10:43:52
皇位継承問題を中心に最近は皇室関係の話題がメディアを賑わしていますが上皇后の不倫疑惑ともなると源氏物語を彷彿とさせます。
積極的に天皇制を擁護する人(擁護するというよりイベントに花を添えるのに必要とか高みの見物としてのゴシップの対象として必須と感じている人が多い)は「天皇ガチャ」を容認するくらいの器量が望まれるところです。更に天皇それぞれの多様性も認め評価することも望まれます。
私立大学 - MEDITATION
2025/06/02 (Mon) 10:15:30
6月1日の書き込みに僕の大学生活についてちょっと触れましたが財政制度審議会での財務省による日本の私立大学における小学生並みの授業に関する指摘が4月15日にあったことを今日になって知りました。
僕が出席日数が半分以上ありさえすれば単位のもらえる授業を選ぶ(代返を黙認することで知れている授業もあった)などしてバイトに明け暮れていても卒業できた大学でしたが学部は外国語学科で英語科の現在の偏差値は52-66といったところです。
入学して暫くしての英語の授業で企業を退職して教授職にありついた教授がCARPENTERSのTOP OF THE WORLDの歌詞を配り皆に歌わせました。当時はまだ男1対して女子2の比率(その後は女子が4くらいに増加)でしたが自然と女子の声が高く歌い終わった時の教授は御満悦の表情でこの時ばかりは僕も心が折れるという気持ちが理解できました。
現在のカリキュラムについては知りませんがどうやら入学して2年間の一般教養習得というのは続いているようで当時ネットの時代には程遠い状況でもその内容のほとんどは僕らが知っているものでそれを教える低給与の講師達の授業はお粗末なものでした。 卒業後あの吉村作治がその大学で教鞭をとっていることを知ってあいた口が塞がらないとも思ったものです。
高校をそこそこの英語の成績で卒業したくらいの語彙力ではその後数年間熱心に英語辞書を引き続けても英語の書物を批評できるくらいになるのには困難を伴うのにまだ記憶力の高い2年間にそれこそ小学生並みの一般教養の授業を受けさせるというのは間違いとしか言えません。
補講のない休講の多さなど納得できないとしか言えない大学の実情は特に文科系では蔓延していることでこれは私学がビジネスでしかないということに原因があるのは明らかなことで私学助成金などは終了させて生き残れない大学は閉学とさせるのが当然だと考えます。
ラガマフィン - MEDITATION
2025/06/02 (Mon) 07:27:11
ASHER D & DADDY FREDDYのRAGAMUFFIN HIPHOPは88年の英国発、在英ジャメイカンのアルバムで特にタイトル曲はノリが良く中々楽しめるものですがそれにもましてもアホな表情のジャケ写真には惹かれない人はいないと思います。
WIKIによるとこのアルバムは to showcase a fusion of distinctly hiphop and dancehall elements togetherとされています。DANCEHALLは70年代には既にPRINCE FAR I(83年に射殺されているがこの人のレコードはエグイ)などによってレコード音源を背景にDJを聴かせるレゲエからの発信です。
ちなみにDYLANのJOKERMANはTAXI(SLY&ROBBIE)までも参加させたDANCEHALL STYLE のDJですがDYLANのファンはレゲエといってもせいぜいBOB MARLEYどまりの人がほとんどで気づいていません。
このWIKIの文章にはDISTINCTLYと言う言葉があえて使用されており又時期的に発売がかなり遅いこともあり草分けとしての評価には異議があることを踏まえてのことが伺えるます。ただ彼らのこの取り組みが一つの流れを作ったとは言い難くレゲエはスクラッチの使用がほとんど行なわれないままそのDJの熱量を上げ90-2000年代のSIZZLAらによるガンジャチューンに代表するようなHIP HOPでは聴けない激しいRAP(?)による一つの黄金時代を迎えその後衰退していったように思えます。
大食い動画、と言っても彼ら自身素人による大食いだとコメントしている「ブチかまし」は昔の田中がリーダーとして君臨していた頃は彼の独特な味もあってよく視聴していました。現在もメンバーとして活躍している「ほまれ」は風貌からも変な人ですが彼はレガエDJのファンで又B型ということで僕は好意を抱いています。実際日本でも近年のレゲエファンにはそのDJを好む人が多いようです。
さてアルバムのマフィンですがスラングではアホとか女子のあそこを意味するので使用には注意が必用です。マフィンは歯茎に貼りつくのが嫌でほとんど食べることはありませんンが紙の部分に残った部分が旨いのでそれを舐めまわすことになるのですが成程一生懸命クンニをしている気分になっています。
YOUTUBE界隈 - MEDITATION
2025/06/01 (Sun) 12:57:05
僕はここで紹介した音源としてYOUTUBEを挙げていますが実際のところ例のプレミアムには加入していません。冒頭からCMが流れる時は画面上の「戻る」をクリックしてから改めて「進む」をクリックすることでこれをスキップし再生途中のものはスキップ表示の出るのを待ってクリックするのですがCMが執拗に流れる場合は画面を戻してその動画の再生を中止します。料金を払ってまでも視聴する価値は無いと改めて思うからです。
バックグラウンド再生は画面を縮小し隠しても音は流れ続けるのでそこで改めて他の動画やサイトを覗いても音源の再生はそのまま続くので少なくともPCでは不要です。
現在ではちょっと見したりスキップしながらの動画再生が主流となっているのですが大学の定員割れランキングの動画からの情報は興味を惹かれるところです。
この手の動画は幾つもありますがその中に「東京の私立大学定員割れランキング20」があります。
ルーテル学院大学が定員90名に対し39名で9位ですが1位は東京神学大学三鷹で15名に対し何と1名です。調べてみるとこれは一般入学者の資格に高いハードルがありある程度納得できるものです。東邦音大が100名に対し47名となっているのはちょっと意外なところです。ルーテルと言えば大昔のラヂオCMでも馴染のあるところですが留年して5年在籍しながら大学での授業に興味を持てず勉学に励んだという記憶の無い僕としてはこの年でも改めてそこでの勉学を体験したい気持ちにもなるところです。絶滅危惧大学というだけでそそられるではないですか?
身近な死 - MEDITATION
2025/05/30 (Fri) 05:18:10
前項で触れることになった死を身近に体験することに関してです。
僕の交友関係は狭いのですが人との関係において僕にとって特別なものというのが幾つかあります。
彼等とは一時的な関係でその中には性行為を伴ったものから職場仲間、遊び仲間そしてふと立ち寄った店の女主人だったり京都で菓子を買った老舗の主人だったりするのですが彼らに共通しているのは死を身近に体験していることです。
車で鉄道と衝突し九死に一生をした人、家族全員を事故で亡くした人、友人との悪ふざけで窒息(但しこれは気持ちの良い体験だったとのこと)その後事故に逢い片手が不自由になった人、近年病気が原因で死の淵に有った人などです)
彼等が僕に接近し僕にそれらを語ることにはどうやら何度もここに書いた僕の瞑想で体験した強烈な光に対応してのことのように思われることでお互いが感応しあうというのが実感です。 バイトの最終日にバスを待つ僕に近付いて来てその時初めて僕に話し掛けてきた同年代の人は僕を見て僕の大事な体験がわかったのでそのことだけを伝えたいとだけ残して去っていきました。
ゲットーでの銃との日常 - MEDITATION
2025/05/30 (Fri) 04:17:00
96年2PACが射殺されその犯人が2023年に逮捕されたことは御存知かと思いますが、一方50CENTSは2000年に9発の弾丸を受けましたが快復し大物のRAPPERとして現在も活躍しています。
THE GAMEは2001年に5発の弾丸を受け昏睡状態から快復しました。彼が22歳のデビュー前のことですがこの事件がきっかけでHIPHOPに目覚めたようで2005年のアルバム以降2023年までに8枚をチャート上位に送り込んでいます。
2015年にDOCUMENTARY2と2.5を相次いで発売していますが特に後者に関しては僕が知る限りHIPHOPのベストではないかと考えています。僕自身彼の声が好きなのですが表現力に富む彼のVOCALは背景の収録されている人の声、サンプリングや楽器との調和が素晴らしくその血なまぐさいともいえるドキュメントにも拘らず美しいものに仕上がっていることに驚かされます。
(特に黒人ラッパーの歌詞は文字にされたものを見ると「なーんだ」と言うことになるのですが直接の聴き取りとなると僕の場合は半分程度の理解なのですがそれでも充分に音楽として楽しめるところが大きいことはお伝えしておきます)
最近彼がHIPHOP世界で鼻つまみ扱いされていることについてはちょと触れましたが真相についてはわかりません。
歌詞の重み - MEDITATION
2025/05/28 (Wed) 07:30:54
1. IF YOU TELL ME I'M WRONG, I DON'T WANNA BE RIGHT
これは2017年にメガヒットとまではいきませんでしたが世界的に静かなヒットとなったノルウエー発のNICO&VINZの AM I WRONGの一節です。サウンドが所謂元気の出る曲ということもあって日本でも17位を記録しているようです。またこの曲はその後彼ら自身によってリメイクされておりこの曲への人気の高さが伺えるところです。 なぜここまで人々の心を掴んだのかと言えば上記の一節があるからです。
2. LOOK IN MY EYE, YOU CAN SLEEP WHEN YOU DIE
(この後に銃声)
人気ラッパーの2CHAINZの2017年のTRAPに収録されているSLEEP WHEN U DIEの一節ですがどっきりさせられる表現です。このアルバムは2010年代HIPHOPのベストの一つに挙げられることがあります。
ソノシートで聴く謡曲 - MEDITATION
2025/05/27 (Tue) 12:15:18
僕の手元には10年ほど前にヤフオクで3000円代で購入した現代謡曲全集の50巻揃ったものがあります。
筑摩書房が1965年頃に個人向けに毎月郵送する形で販売したもので1巻が片面録音の17cmのソノシートの3枚で構成されており厚手の冊子とデザインの良いブックカバーのついたもので1巻が780円となっています。
この全集の持主は相当これを大事にしていたようで購入者宛の商品送付のお知らせから新刊案内まですべてをきちんと保存しておりその思いがこちらに伝わってくるのですが、なにせソノシートという摩耗しやすいという性質上雑音が多いのは仕方のないことです。
ちなみに純邦楽の中古品には開封してみると香のかおりが漂ってくるものまであるのでこちらとしては襟を正して聴いたいという気持ちにさせられます。(香に関してはEBAYなどで購入した中古のレゲエLPにはもしかしたら葉のものではないかと思われるものがあり、ネズミが契ったジャケの端っことともに所有者の生活に思いをはせるのは楽しいことです)
現代謡曲集といっても近年の新しい作品ということではなく現代謡曲界の一大記念等と帯に書かれているように名曲を集成したものです。
僕は思いだしたようにこの全集からいくつかを引っぱり出しては耳を傾けます。音質そのものについては「すばらしい音質」とある通り予想以上のもので又この時代の純邦楽の質自体が後年のものに比較して優れているという感想を新たにさせするものです。言葉については半分程しか聞き取れないのですが歌詞を見ながらとというより音だけに集中して聴くことを好む僕なのですが、数人の声が重なりあうところの美しさというか音の風景には圧倒されるところがあります。
さてEMINEM, NAS, SNOOPDOGと言えばHIPHOPの大スターというよりポップス界で大きく受け入れられている大物というのが実のところではないかと僕は思います。 EMINEMは他の白人ラッパーと比較してもそのラップには「うねり」が欠如しているようでリズムトラック自体が弱く昔からの白人の語りを早口にしただけのものとも思えるところがありこれが幅広く受けいれられている理由のように思えます。
NASはサンプリングにした原曲に訴えるところに頼り過ぎなのですがそれらの元ネタの印象が強いところが昔からのポップスファンに受けいられているところが大きいようです。
SNOOPDOGも昔ながらのファンキーミュージックの延長として楽しむことが出来るということなので、それはそれでいいのですがROCKをHIPHOPの視点から見直すという目的には合っていないということとHIPHOPをこの程度のものと考えて欲しくないという気持ちが僕にはあります。
COMMON - MEDITATION
2025/05/25 (Sun) 18:19:11
COMMONは1992年から現在に至っても活動しており97年のONE DAY IT'LL ALL MAKE SENSEと2000年のLIKE WATER FOR CHOCOLATEはHIPHOPファンの間での人気盤ですが実際全米チャートを賑わしたのは2007年からの作品でまたその後はチャート入りをしていないものが中心となっています。
上記の2アルバムはそのタイトルとジャケ写真が今では老害といわれそうですが当時はまだ左寄りな方々が好きそうなものだったので躊躇してしまうところですが聴いてみればお分かりの通りリズム感と彼のラップの素晴しい娯楽性の高いものなのでこれを読んでいる人でこれからHIPHOPをと言う人にオススメです。
音楽的実力があってこそその後のヒット作の存在があるのですが21年と21年に出されたA BEAUTIFUL REVOLUTION 1&2は無視されているに等しい作品ですがこれも彼の柔軟な感覚が伝わってくるもので一聴の価値はあります。