SPIRIT OF 67
- GREENWASH
2025/07/05 (Sat) 03:03:58
- I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE(G,NIGHY&PIPS)
- THE LETTER(BOXTOPS)
- I CAN SEE FOR MILES(WHO)
- BREAK ON THROUGH(TO THE OTHER SIDE)(DOORS)
- GIMMI SOME LOVIN'(S.DAVIS GROUP)
- FOR WHAT ITS WORTH((B SPRINGFIELD)
- RUBY TUESDAY(STONES)
- WHITER SHADE OF PALE(P.HARUM)
以上の曲はすべて1973年のヒット曲でVANILLA FUDGEの2015年のアルバムSPIRIT OF '73に収録されているものです。 ご存知の通りこの年は人間が7年で体験するものを犬が1年で体験すると言われていることに由来しているDOG YEARでその一年間のロック関係の急速な変化とそれを示す多量の音源が異常に集中したことは事実なのですがFUDGEがこのアルバムで言いたかったのはそれらに共通するSPIRITがあっということでそれは僕にも容易に理解できることです。
またこの年には1910 FRUITS GUM COMPANYのSIMONSAYS
が登場しバブルガムミュジークの流れを作り出すのですが子供向けとは言いながら呪文じみたこれが一段とミュージックシーンに花を添えていました。
あげられた曲の歌詞はどれもいろいろな意味でそれまでに認識してきたものとは違う未知の精神領域への入り口を示唆しておりそこへの招待状とも考えられるものでこの様なメッセージを未だ聴いたことの無い主に電気で増幅されもとの楽器音とは違う音色を伴った演奏で次々と現れる新曲を聴いていた僕にはその効果には絶大なものがありました。もちろんその効果の強さで定評のあるDONOVAN効果を食らっていたのですからドラッグなどなくとも向こう側の世界へ着々と向かっていたのです。
この年の僕は15歳で社会現象に疑問を持ちながら接し始めた時期であり少なくとも東京では上記のものも含め数多くの新しい音源にラジオを通して接することが出来たのですが当時の僕らは一回だけしか放送されないようなトラックでも高い集中度で聴いていたので頭の中にしっかりと定着させていました。
BEAT POPSというTV番組はスタジオで踊っている女子の足の映像が中心でまあこれも眼の保養に役立ったのですが滅多に見れない様な音楽フィルムが時折流れるので必ず見ていました。(巨泉が司会をしていたのだったが若受けを狙っているダサイ爺いという嫌な感じしかしなかった)
ところでこのSPIRITもその訴えるところからも長期に渡って繰り返されることはなく潮が引くように消えていきました。
尚この年にはこれ以外にすぐに頭に浮かぶものとして以下のようなLINEUPがあります。
アルバムとしては- SERGENT PEPPER - G.DEAD(1ST)-WINDS OF CHANGE/ANIMALS- DISREALI GEARS(CREAM) - DAYS OF FUTURE PASSED(MOODY BLUES)
シングルとしてはWE LOVE YOU(STONES)- SUNSHINE OF YOUR LOVE(CREAM) - WHITE RABBIT(J.AIRPLANE)-LIGHT MY FIRE(DOORS) - THE NIGHT IN WHITE SATIN
(M.BLUES)- SANFRANSISCAN NIGHT(ANIMALS)- PURPLE HAZE(J.HENDRIX)-GROOVIN(Y.RASCALS)
BOB DYLANに関しては日本での認知度はまだ低くまた彼の作品伝統的な米国音楽の流れでS&Gのものは以前からのフォークを現代的にしたものでしかないという印象でここで言うSPIRITの流れとは別物のように思われます。
CANNED HEAT追記
- GREENWASH
2025/07/04 (Fri) 16:22:42
CANNED HEATに関しては特にその初期の演奏についてはアマチュアバンドを思わせる様なところがあり、本来なら録音のやり直しをするところそのままにしたような演奏上の乱れもあるのですが、それでもこのバンドに惹かれるのは裏声を使ったボーカルが良い味を出しているからです。
日本の女性の地位に関するランキングがあるのですが僕に言わせると日本の女性には近視眼的な人が多くそもそもその低ランキングを作り出しているのは女性自身ではないかと考えている人も多いようで僕もその説は納得できるものと思っています。
一方で小野ヨーコ、星加るみこそして現代の阿部あきえ、田中まきこらは男性との関連性から生み出されたにしろその背景には一体何があるのでしょうか? 日本王朝文学を支えたのが女性であったこととは何らかの関連性があるのでしょうか?
社会的地位にこだわる必要性そのものが疑われることになります。
インバウンド
- GREENWASH
2025/07/04 (Fri) 13:08:34
例えば暗黙のルールの逆らうことを気晴らしにする人というのは世界中に一定の割合で存在し、実際僕らも修学旅行先では鳥居で懸垂をしたり賽銭箱の上の鐘(本坪鈴)にぶら下がったりしたものです。
インバウンドの数が激増する中で特に仲間受けをするような行動をする人も増えるのは当然のことです。
日本の寺社仏閣は応仁の乱を持ち出すまでもなく何度となく焼き討ちや災害、老朽化などで焼失したものを再建したものがほとんどという事実もあるのでいたずら等による損傷が生じた場合には当該の神社仏閣は心の問題などぐたぐたと持ち出さず速やかに自腹で修復等行えば良いと僕がいうのは少なくとも現代の拝観料というのは名ばかりで観光を参拝と偽りその収入が税控除となっているからです。
SNSや大手メディアにしてもせいぜい困った時の神頼みと葬式でしか信心に縁の無いほとんどの人達がこの時ぞとばかり日本人の心情を持ち出しいたずらをした連中に非難をあびせるのは恥ずかしいことです
一方で特にコロナ後に日本を訪れる外国人にはそれ以前の観光客に比較して裕福さが感じれられる人が多く地下鉄の欧米からの女性にはそのファッションに洗練されたものが窺え韓国と中国人に関しても繁華街で迷惑行為に及ぶひとの数は激減し若者の服装も日本人のそれに比較してセンスが高い人が増えたことで改めて日本の貧しさを肌で感じるところです。
それにしても街中のゴミ箱の不在の為に歩道に散乱しているその多くがコンビニ由来していると思われるゴミを目にするのは不快なことですがこの暑い中でそれらが発する腐臭を考えると僕としても都心の繁華街から足が遠のくことになりのですが、やはり外人ばかりで嫌だといって都心での買い物や食事を控える人は多いようです。
不法滞在者が警察の目を盗みまた彼らの犯罪率が高いということへの対策としては不法滞在者の警察への密告についても現在の報奨金の適用範囲を広げることで一気に解決できそうです。 児童ポルノやドラッグの使用や所持に対しても有効な手段と思われ世の中がますます住みやすくなります。
2PACの不人気 - GREENWASH
2025/07/04 (Fri) 06:09:40
昨日の2PACの日本での不人気に関する考察です。
HIPHOPに縁のない男が急に聴かされた2PACを評価できたことには彼が卒業後退職に至るまで一貫して私立中学校の英語教師をしていたことでRAPの聞き取りにくい英語でも僕と同様そこで歌われている歌詞の断片を理解できそれが2PACを認知出来た原因のひとつではないかと僕は考えます。
やはり大衆音楽においても言葉の伝えるところは重要で日本でのHIPHOPの人気には過去のヒット曲のサンプリングに対するこだわりが強かったのも言語を理解できないことへの補償的な心理効果の為だと思われます。
そもそもジャズ以外の黒人音楽に関しては60年代中頃まではごく少数のマニアにもてはやされていただけのものがそれが姿を変えていった状況で日本でこれを好んだのは東京の下町や神奈川を境をする当時町工場が乱立いていた地域の若年層を中心とした連中です。
僕はバイトで知り合ったこの地域に住む同年配の高卒で正社員の男が僕が意外にも当時R&Bと呼ばれていた音楽を好むことを知り僕を千葉の当時パブとかディナークラブなどと言われR&Bなどに合わせて踊ったりナンパの場所でもあったところへ案内してくれたのですがそんな時の彼は当時の黒人スターが着る様なスーツに身を固めておりその徹底したところには驚きました。彼が言うにはロックは頭の良い連中が聴くものでR&Bこそが自分達の音楽だとのことでそこには米国での黒人の地位と自身らを重ねている心情もあってのことのように思われました。
この様な日本での黒人音楽の愛好者の多くは学校でも英語と真面目に取り組んだ体験の無いものが多くHIPHOPの時代に入っても引き続きその音楽の擁護者の立場であってもかっこ良さを追求することばかりで歌われている内容を部分的にも知ることは無くこれが障壁となり2PACの不人気へとなったのではないかとも思われるのですが果たして実態はどの様なものだったのでしょうか?
大物過ぎて理解が追い付かないということは良くあることで本来なら彼の直球ともいえるラップの明瞭さが理解できないはずはなく、これはWOODSTOCK後の数だけが増えたロックファンの状況と同様でHIPHOPもファンの裾野が異常に広がっただけのことによる現象でどうやら本来のファンの彼に対する熱が高いのは彼の中古レコードの近年の日本での高騰ぶりからも察せられるところです。
ナイフで刺す - GREENWASH
2025/07/03 (Thu) 14:16:16
僕は定期的に近くの大学付属病院に通っていているのですがこれはそこでの今日の出来事です。
座っている僕の前を若く肥満気味の医師がなにかを呟きながら通ったのですが「あー悲しいことばかりで嫌になっちゃうな」とはっきり言っていたのです。こちらとしてはその悲しいことが彼自身のプライベートのことなのか、患者達に関することなのかを憶測したくなるのは当然のこととしてもそのような彼の様子には心が多少とも揺り動かされたのは確かなことです。
そんな折に僕が気付いたのは受診待ちをしていた老齢に差し掛かった男の着ているTシャツのプリントがPINK FLOYDのANIMALSのジャケでこれはちょっとヤバイと思いました。
このアルバムのDOGSは僕が彼らの音楽活動の頂点にあるものと考えているものです。「奴らが君に背を見せている時にナイフで刺すチャンスが君に訪れる」という言葉に続く人の肉をえぐるようなギターがすばらしいのですが、さらに面白いのはこのトラックの終了近くがイスラム風なメロディーになっていることです。
病院で医師たちが突然患者に刃物などで襲われ死に至るという事件は思いだしたように繰り返されるようで僕の頭の中には上記の一連のイメージが沸き起こったでけのことです。
この大学付属病院はダビンチという手術ロボットを十数年前から導入し癌などの手術で患者が希望を条件にこれを実施していることを院内の掲示でアピールしています。
2PAC - GREENWASH
2025/07/03 (Thu) 02:52:53
自身の認識を深める目的で僕は普段は使用されることのない特化された名詞を中文変換しそれをLOGINされたXで検索することを余儀なくされているのですが、そうして閲覧可能な中国発の動画の多様性には目を見張るものがあります。 (中国の方々は机以外の4つ足のものは何でも食べると言われる探求心に強い人が多いようですがこれは性に関しても同様なようで彼らがこれを満喫していることがわかります)
一方でこれらを見て気付くのはその撮影に使われたマンションや宿泊施設の室内が少なく平均的な日本のものに比較して贅沢な雰囲気が感じられ最近YOUTUBE等で伝えられるような中国国内の惨状の影響を伝えるところが皆無に近いことです。
先日そんな様子の室内に貼られているのが2PACのポスターだったので僕としてハッとしてしまったのですが彼は派手なNASやカッコよさを追求する日本のHIPHOPファンの間では96年の銃殺後もそれほど持てはやされる対象ではなかったという認識が僕にはあります。そもそも容姿が地味というかソマリ的な顔つきだからということもあったのでしょう。
2000年代僕が知りあった当時ベルリッツで教員をしていたインドネシア生まれの若い男は過去に相当な困難を体験したようなのですが2PACを心の拠り所の一つにしていたこを聞かされて改めて彼の影響力の広さを知ったこともあります。
彼のHIPHOPには言語の壁を超えた聴くものの日常感覚に切り込んでくるような力があると評価するだけで充分なようにも思えるのですが彼の音楽には他の大物のラッパー達を超えたものがあり、その意味ではソウルでのOTIS REDDINGが頭に浮かぶところです。
以前僕の家に遊びに来た旧知の人間はビートルズを中心とした音楽趣味であまり広く音楽を聴くタイプではないのですが、(とはいっても僕が重複して購入してしまって彼に譲った特に50年代のクラッシクのLPなどはよく聴いているらしい)たまたま2PACを聴かせたところ「これはいい」との反応がありちょっと驚いてしまったということもありました。
尚2PACの米英両国で首位となり大ヒットとなったアルバムの数々は死後発表されたものです。
カラスを数える人は。。 - GREENWASH
2025/07/02 (Wed) 04:00:17
「カラスの数を数える」とは上手い名前を付けたものですが一方ではこのバンド名に心を惹かれた人だけに聴いてもらえば良いというメッセージとも受け取れるものです。 彼らの98年のライブアルバムは更に念が入っておりACROSS THE WIREと題されジャケの白黒写真は遠くの自由の女神像の後姿を背景に電信柱と送電線が写っており幾つもの碍子(がいし)がカラスを連想させるだけで実際の彼等の姿が写っていません。
これに限らず彼らのジャケは心の隅に入り込んでくるようなイラストが多くそれはマルグリットの作品と同様な効果を狙ったものものがあります。
奇妙なイラストいう点でLITTLE FEATと共通しているところが感じられるのですが、COUNTING CROWSのデビューは90年代に入ってからのことで同じ米国音楽に深く根付いたバンドでもその10年の差は明瞭にその作風に現れています。
C.CROWSはボーカルの存在感が強く癖のあるものとしてこれを気に入るか否かで聴くものとバンドの距離がある程度決まるような気がします。
L.FEATとは違い他のメンバ―の演奏がこなれているのはやはり時代の違いということでしょうか? 時おりJERRY GARCIAを思わせるギターフレーズとG.DEADらのまったりした感覚と同様なものを伝えてくるところもあるのですが、DEADのファンは恐らくはこれを嫌うことなくTommy Guerreroの音楽を楽しむように彼らをファミリーグループとして楽しんでいるのではないかと僕は想像します。
そういえばONE REPUBLICの2013年のメガヒットのタイトルはCOUNTING STARSでなかなか魅力的なトラックですがこれはハッピーなものとは思えない内容のどうやらメンバー自身の体験にもとずくドラッグソングとのことです。 これに限らずここ20年程の米ヒットチャートを上位の人気曲にはドラッグ体験に関するものが多くその浸透ぶりは60-70年代のドラッグソングから想像されるものとは違いドラッグの蔓延状況を伺わせるものです。
ニュージーランドのシンガーライターLORDEのこれも世界的な大ヒットとなった2014年のアルバムはPURE HEROINと題されドラッグと性の美しく怪しい世界を追体験させるようなもので昔なら欧米で禁止の対象となっていたものですが近年では堂々としたものです。
TUVALUとLITTLE FEAT - GREENWASH
2025/06/30 (Mon) 21:04:30
ツバルの住民の35%がオーストラリアへの移住を希望してるという報道がありました。 ツバルでの海面上昇は同名の映画が99年に公開された時点で既に起こっていたことで原因はツバル自体の沈下も含めいろいろ推測されており簡単に温暖化が原因と特定できないのは例えば黒潮が近くを流れる日本の太平洋側でも明瞭な海面上昇が観察できないからです。
ところで僕はこの映画をロードショーといってもミニシアターで限られた範囲のものでしたが澁谷でみたことを記憶していますが好きになってしまい僕にしては珍しいことにサントラCDを購入したほどです。
しかし観た人のどれ程がこの様な映画を好むのかは判然としないところだとは言っておきます。
LITTLE FEATはギターのリズムの扱いなどちょっと変態的と言っても良い面白いバンドで休止期間があったにせよ現在でも活動しています。
ROLLING STONESが彼らから影響受けたとも言われていますが72年のEXILE ON MAIN STを聴くと71年のL.Fの1ST アルバムに共通するところが確かに多く見受けられます。 TUMBLING DICE や ALL DOWN THE LINEなどがそのリズムとスライドギターの扱いがにているのですがそれがそもそも米国南部のロックの特徴なのかは僕には判断できないところですがSTONESとしては余計な道草だっとも思えるところです。
L.Fについてはボーカルとドラムがイマイチの感がありこれらを超えていたらビッグネームとなったのではと残念に思います。
性というハードル - GREENWASH
2025/06/30 (Mon) 20:22:13
盗撮と盗撮物の拡散で逮捕された小学教諭の容貌から想像できるのははコミュニケーションスキルに長け仕事が良くでき教頭の下で教員達を管理する能力が高そうな人で勢い余ってそれを同好者達の管理に応用にしたようです。
他の性的事件で逮捕された教師がサークルに加入していたことで司法取引が行われ本来なら明るみに出るはずの無いことがこの様な顛末を招いたのではと僕は憶測しています。
盗撮された動画等は販売されていましたがそれ程の高価なでもなく恐らくはサークルの性質上メンバー達の間でお互い売り買いをして楽しんでいたものと思われます。これは他のメンバー達もこの中心人物同様に盗撮の機会に恵まれていたことと互いの成果を誇りたいという欲求があるのは当然なことだからです。
この事件は事を荒げることをしなければ被害を直接被る者がいないことが特徴でこれにより心に動揺が生じたとしてもそれは僕に言わせれば良い勉強になることです。これは八代さんのヌード写真の件と共通していることでファンも自分らが被害者だとは明言できないので人間の尊厳などと言った概念を持ち出して抗議するというのはつらいところです。
また盗撮に使用されるカメラの小型化とその便利性は今後も向上されるはずで盗撮そのものを阻止することは困難で現在でも人知れず盗撮が行われていることは想像に難くないことでこれは僕らが普段色目を使うということと同様な行為とも解釈できます。
拡散を問題とするならSNS等の管理者が不適切なものを摘発するというより適切とされたものだけを閲覧可能とすることが最善策でこれは近年のフェイクだらけのようで例えば中国の豪雨の状況が全く掴めないということへの対策にもなるうように思えます。
実際重要なのは自身の性的嗜好を隠蔽することで例えばロリコンと言って良いこの人物を含めて同様な性的嗜好を持つ数多くの夫達が大した性的高揚感を妻には覚えずに子作りに励みそれに罪悪感らしきものを覚える本人達とそれと気づかぬ妻らの精神状態です。(他の性的嗜好についても然り)
これは性的行為自体が飲食などと同様に一過性の喜びを与えるものでしかないことに気づくまで続くことになるというのが僕の見解なのですが。。。
段ボール同然のレコジャケ - GREENWASH
2025/06/30 (Mon) 09:19:19
AMAZONのLPレコードの梱包は専用の段ボールが使用されるということは稀なことで昨日も50x35x15cmくらいの箱に幅30cmほどの紙を5Mほど緩衝材に使用したものが届けられおりおそらく彼らにとってはこれが経済的かつ破損を避ける為のベストを追求した結果でGREENWASHには無関係なその企業姿勢にはむしろ好感を感じるところです。
一方で僕はといえばたまった段ボールを大きさが揃うように折り畳み安いテープでは切れてしまうことがあるので材質のしっかりしたものを充分過ぎるほど使用して一つの塊にしてゴミ集積所に持ち込みます。
マンションの管理室の前にそのままの状態で放置しておけば管理人さんがこれをまとめ回収ゴミとして扱ってくれるのですがこの方法を利用する人は意外に少ないのはどうやら高齢な管理人に負担をかけたくないという気持ちが皆の心にあるからのようで僕のようにあたかもきちんとした状態を競うような状態のものが多いです。
CANNNED HEATは今でも活動を続けているようですが彼らはGOING UP THE COUNTRYが日本でもシングルで小ヒットしただけでアルバム数は多いのですがどうにかチャートいりを果たしたというものがほとんどです。
彼等のブルースに対する愛情は強くここ数十年は黒人の演奏するものでも単にブルースフィーリングだけで高揚感を感じさせるものがBB KINGくらいだったことからも彼らのレコードはそれなりに楽しめるものになっています。
実をいうとGOING UP THE COUNTRYについては黒人のブルース奏者による古い録音を幾つか聴いておりそこにはあのリコーダーらしきものが聴かれなかった為にその部分についてはグループ自身の発想によるものだと長年思い込んでいたのですが近年オリジナルと言われるHENRY THOMASの1928年のものを聴いてそれが丸写しにちかいコピーだと知ったのですが彼らのものには独特なブルース表現が感じられるので色褪せるということはありません。
ところで僕はこの曲が収録されているLIVIN' THE BLUESのサイケなジャケが好きでこれを見たあとではSANTANAの3rd ALUBAMの色彩感覚がイマイチと思われるものなのですが、オリジナルの米国盤はどれもリングウエア―があるものばかりでちなみにWIKIの写真にあるものも同様な状態のものです。リングウエアーというのは中古市場で中のレコードの淵の形状がジャケの表面に摺れとして表れたものを意味しこれが認められるものの市場価値はそうでないものに比較して半額以下となってしまいます。
このオリジナルアルバムにこの摺れが多発しているのは当時使用された紙の質が悪く印刷インクが剥落しやすい為とおもわれますが市場に詳しい人に聞いてみると完全に開封されていない透明ビニールがついたものでもそれを剥がすとインクも落ちてしまうという代物だったようです。
DONOVANでもHEAR ME NOWなどはそれ程でなくとも擦れやすく又底抜けしやすいものなのには泣かされるところです。