アホな配信者とHELLO NASTY FAST FOOD !
- MEDITATION
2025/04/03 (Thu) 04:22:25
相次ぐYOU TUBERらによるファストフード店へのいわゆる迷惑行為については売名行為だと言われつつも動画自体がバズる背景には投降者や動画を楽しむ人々が意識せずともこの手のファストフード店での食事の提供のあり方だけでなく自分達の食事行動にも疑問をもっており自虐的な楽しみとしているからだと思います
また今回の配信者のアホなのはタイトルに「コンドームのあるファストフード店の食卓」などというタイトルをつけていればヨーロッパの環境活動家から人口問題と食料に関する問題提起の一つとして高い評価を受けたりアートとしての価値が高く評価され使用されたスマホと記憶媒体が高額で落札される可能性をあったことに気づかなかったことです。
さて僕はBEASTIE BOYSに関しては2000年を中心に彼等の幾つかのアルバムをLPで購入し98年のHELLO NASTYはあの鰯缶の中に横たわるメンバー達のジャケットも秀逸で白人のラッパーとしての限界をわきまえた上での表現にも好感をもっていました。 また日本でのラップ好きをだけでなくガレージ系のバンドを好む人達を巻き込んだこともあって結構な人気だったと記憶しています。
とはいえ彼等のデビュー作LICENSE TO KILLに関しては例によって自分がそこまで聴くことはないだろうと手を伸ばすには至らなかったのですがヤフオクで彼等のCDをチェックしてみるとその投げ売り状態から僕の想像していた以上にCDでも相当なヒットであったことが想像できるのですがそれではとこのアルバムを購入して聴くことになりました。
感想はというと今迄聴かずにおいていただけの価値ある作品として大いに楽しませてももらいました。
改めて感心したのは彼等の作品が思っていた以上に入念に作りこまれたものであるということです。
カラスを数える
- MEDITATION
2025/04/02 (Wed) 10:08:21
農民デモに関する連続3回目の書き込みになります。
僕が農業の闇ともいうべき情報に初めて接したのは出版されて日の浅い深沢七郎の庶民列伝と彼の農業実体験にもとずくインタビユーでの「農民は畑で孤独になれる機会があるのにそれをしようとしない」という発言でした。
一方では様子を見ようと氾濫した河川に近付いて命を落とす農民の情報が必ずといって台風の接近時に報告されまたその行為にたいする警告が度々のことであることを不思議にも思っていたのですが、彼らの行為の背景には渇水時の水に関する争いに相当するものが氾濫時にもあることを知るに到っています。
メディアを賑わしている農作物泥棒に関してはその犯人が同業者であることが多く、またこの犯罪にしても近年増加しているというよりも表面に出るものが増えただけのことのようにも思えます。
この様な闇は何も農民に限られたことではなく深沢氏の言うところの庶民に共通した症候群でありこれが何を生み出しているかを考えることも一興です。
さて今日のメインはCOUNTING CROWSです。
新作BUTTER MIRACLE THE COMPLETE SWEETSを約10年ぶりに出したばかりですが彼等はちょっと面白いバンドです。(B.SPRINGSTEEN+G.DEAD)÷2といった感覚なのですがアパラチアンミュージックの趣もあります。
そこそこのヒットがあるにもかかわらずビッグネームになれないのには、特にライブアルバムを聴くと続けて幾つもの曲をというにはちょと難があることからも察せられるところです。
このバンドにはCRAZY HORSEを思わせるところもあるのですがリズムセクションにちょっと異色なとこころがありそれが魅力の一つでもある反面そこにバンドとしての弱さというかエネルギーに欠けている状況が歴然としてあるのです。またボーカルが売り物にもかかわらずそれが一本調子の印象を与えている感もあります。
ただ米国というのは面白いバンドを輩出するものだと感心するところで未体験の方は是非どうぞ。
(音源情報;ACROSS A WIRE -NEW YORK 1997)
農業シンドロームとTREX - MEDITATION
2025/04/01 (Tue) 03:04:11
昨日の農業デモの項で農業従事者らの少しでも良いものを生産するという思いには実際他との差別化をはかり収益を上げるというメカニズムがありそれ自体シンドローム(症候群)と言ってよいものだと僕は思うのですが、さらにこの種の精神シンドロームがあの太平洋戦争の際に日本に存在し動作していたものと推測するところです。あ!動画を見るとデモには早々と学徒まで動員されているではないですか。
さて遅ればせながら2004年に発売された計24トラックが収録されているTREX EPANDED EDITIONの存在を知りこのAMAZONで新品が送料込みで1243円であったこともあり早速購入しました。二つに折られて封入されているジャケはオリジナル仕様のものと思われますがコーテイングされた紙に印刷されており歌詞も含め内容が充実しているのが嬉しいところです。
1970年のTREX名義最初のアルバムですがTYRANOSAURUS REXの音を引き継いでいるものでもありヒットしたRIDE A WHITE SWANが聴けるものです。バンド名と同タイトルのLPですが日本ではTREX登場と題されました。
改めて聴いて凄いなと思いました。
水のように自然に湧き出るような曲の数々、コントロールが良く美しい声、ギターのイフェクターの使用が的を得ておりそのフレーズの置き方が上手いこと、全体を通じてベースがセンスよく曲を支えていること、そしてもちろん彼の詩の聴くものに与える至福感、メロデx-がピタリとその詩に寄り添っていることなど良いことずくめです。
彼等のRIDE A WHITE SWANにはじまり連続するヒットは特に英国ではポップスの大新風として騒がれましたが日本では遅れてSLIDERで火がついたという感じでした。所謂BOLAN'S BOOGGIE が当初は異質なものとして受け入れられるのが遅くなったようです。
DONOVANに共通するところがありBOLAN-TREXの登場が多少ともDONOVANに影を投げかけた感もあります。
当時の感慨の評にはHMSがTYRANOSAURUSの4枚のアルバムをパクったものだと指摘したものがありますが、これについては皆さんには是非実際に音源に接してもらいたいところです。
BOLANの際だった才能は彼が休止状態になるまで健在でしたがカムバックともいえ又遺作となったDANDY IN THE UNDERGROUNDは彼の肉体の消滅以前に魂がそこを離れてしまった抜け殻のようで彼の本領は発揮されていません。
農業デモ - MEDITATION
2025/03/31 (Mon) 13:23:53
農業生産者たちによるデモが報じられていますが特にトラクターを持ちだしてというのはドイツを中心としたデモを参考にしているようです。 とは言ってもドイツのそれは大型トラクターがスーパーの店頭に堆肥などを撒き散らすものであるのに対してこちらの可愛いらしいトラクターからはその背景には大きな違いがあるようにも思えます。
「心をこめて良いものを生産しているのに報われない。農業酪農家に所得補償を」というのが要求の様ですが僕にはこの良いものを生産というところに日本の農業の問題点があるように考えます。
米のブランドや見栄えや味そして収穫時期を調整するなどにこだわった野菜や果物類はその差別化により安価な輸入品に対抗するだけではなく国産品の中にあっても高利益を得る為に必要をはるかに超えた金と労力を注ぎ込んだもので農業の本来のあり方を逸脱しており農業自体を見直すところまできているようです。
安全性をうたいながらも単位面積あたりに使用され河にも流出される農薬の量は海外に比較して多いというのも現状のようです。
この現状を維持しさらに所得補償をとなると極端なところ盆栽作りに補助金を出すようなものでこれは政府が効率化を図り一般消費者が必要としているものを生産することが望まれるところですがJAにはどうやらその様な才覚はないようです。
またこのような政策により離農を余儀なくされる人々には転職がしやすいような政策が必用で形だけの職業斡旋対策では駄目です。
酪農に関してはその製品を積極的に食事に取り入れるように考えるにも市場価格が高すぎるのは過去から現在に至る政府の酪農全体に関する政策に間違いがあるようです。
日本のポプッス鎖国の原因 - MEDITATION
2025/03/31 (Mon) 11:22:54
日本で欧米ポップスが受け入れられない鎖国状況にあることについてその大きな原因として言語の違いを指摘している動画を見ましたが僕としてはそのことが大きな原因とは思えません。
ピコタロウの2017年にあれ程世界的にバズったTHIS IS A PENには言語の壁が無いにも関わらず日本でそれ程の盛り上がりを見せなかったのは何故でしょう? あのトラックにはその後の日本のラップにも聴かれないようなブラックミュージック特有のノリがあり僕は大いに楽しませてもらったのですがどうやら多くの日本人にはそれが感覚的(肉体的)に理解できるものではなかったのです。
どうやら大衆音楽に関して日本人はそこに歌謡性を求めるところが強いということは過去に日本に受けいれられたものを改めて振り返ってみれば理解できることです。(日本のポップスの歌謡性の高さについてはサザンの人気からだけでも納得できるところです)
例えばハードロックなどと呼ばれていた物の中でもヒットしたものはDEEP PURPLE, STEPPEN WOLF, GFRなどは彼らの代表曲を思いだしてもらえばその歌謡性の高さに気付くはずです。CCR,DOORS、SANATANAも同様で単発としては青い影、花のSF,ホワイトラビットなどがあります。KING CRIMSONの1STも歌謡性が高く関西での人気が高かったのはその為とも言われました。
一方ではMY GIRLや WHEN A MAN LOVES等があってこそ日本でのR&Bへの扉が開かれた思われるところがあり、SUPREMESの連続したヒットはこちらでは全くダメでS.WONDERの成人後の人気もその歌謡性に負うところが大きかったようです。
CARENTERS, EAGLES,QUEENなども同様で欧米でのヒットとの同時進行性がある程度はあったのですが80年代に入り欧米のヒットに歌謡性が失われていったことが日本の鎖国に至った大きな原因と思われるところです
言語については東欧を含む欧州でも英語のものが受けいられていることとロシアでの米国チャートものの人気が高いこと、さらに米国のHIPHOPが言語を超えてアフリカの発展途上国でスマホを手にいれた若者に好まれている様子があることからはそもそも日本(東アジアを含む)での大衆音楽へ求めるものに違いがあることがわかります。
日本の音楽業界が儲からないという理由で欧米ポップスの販売に力を入れないということ、そしてJAZRACのおかげで以前は米国チャートの流行に大きく寄与していた街角や店舗でのそれを聴く機会がほとんど消滅したことも原因の一つですね。
FREE-BLOWINGと越境の限界 - MEDITATION
2025/03/28 (Fri) 05:34:41
日本の各方面での孤立性についての最近の海外での危惧感が取り上げられているようですが、日本人に孤立性及び特殊感覚があるとしたらそれを生み出したのはやはり日本の特殊といっていい風土にあるのは間違いないと思います。
英国諸島は大陸近くにあり日本と似しているとも思える環境下にあるようですが周囲の海流と多少緯度が低い為に日本ほど気候環境に恵まれていないのですが天変地異による難の多くからは逃れています。 一方で日本人にとっては天変地異が身近で日常茶飯事ということが核を投下されたことも同様なものと認知しまた自然の恵みと自然災害の多発が八百万の神そのものであることも明白なことと思われます。
また建築材としての石の供給が困難な為,城にしても土台だけをかろうじて残して簡単に消失してしまい京都や江戸にしても焼け野原からの再出発ということに慣れてしまうところも日本の風土の特殊性があってのようです。
その現実での自然の力の前では政治や宗教の力は弱くこれが平安朝や江戸時代の長期に渡る政権を可能にしただけのことで海外からの圧力がなかったら未だに江戸幕府が健在であったも不思議ではないようです。
野党といっても党名を変えただけの実質は自民系の圧倒的な支配による政治が続けられるのも同様な背景が有史以来存在しているからのようです。
さて僕が最近ジャズを聴き直している一つにはジャズの表現の限界を見極めたいというところがあります。
先日からYUSEF LATEEFについて書きましたが僕がこれまで聴いてきた彼の録音はSAVOY,ATLANTIC,IMPULSEメジャーレーベル中心のものでしたがマイナーレーベルへの多量の録音があることを知りそのCD5枚ほどを安価で入手できました。
彼はオーソドックスなプレイに加えFREE BLOWINGと呼ばれるプレイもするのですがそこでの演奏は他のフリージャズと呼ばれていた連中のものと共通するところが多くこれも多くを聴き続けていると「またか」という気持ちになってしまいます。
60-70年代でこのようなプレイをしていた人もほとどはその表現をやめておりアーチーシェップが晩年スタンダードな表現に向かったり越境した音楽表現に取り組んだところはラティーフも同様です。
残念なのはこの越境した表現というのが彼らに限らず一時的な試みに終わってしまっていることで成果をあげるまでには至らなかったことでそこにはやはり越境の困難さがあるようです。
TAYLOR SWIFT--GIMME SOME A THAT - MEDITATION
2025/03/27 (Thu) 08:38:23
一部のカフェチェーンの最近の閉店の原因にその賃貸不動産が中国の投資家に売却されその後の賃貸更新時に示される大幅な賃貸料値上に対応できないからだとの報告があるようです。 実際に閉店を余儀なくされる店舗は投資家が標的にするような商業的に有利な立地条件にあることが多いように思われることから納得できる現象です。立地条件の良い賃貸マンションにも同様な大幅な値上げが要求されることがあるようで、その背景には同様なものがあるとの指摘があります。
その背景の正体は生き馬の目を抜くような利益の得るために合法的なものであれば手段を選ばないという努力にあるのですがこれが日本の投資家には欠如しておりその隙間を突かれただけのことのようにも思えることです。
これについては不動産物件の購入とそれによる利益獲得が視野になく中間マージンで利益をあげることしか頭に無い日本の商社の負けでしかないようです。
さて皆さんは最近はメンヘラの代表アーテイストとも言われているテイラースイフトの音楽はお好きですか?
海外での人気とは別に日本での人気はイマイチですが彼女よりは日本で知名度の高かったマドンナやガガは僕の感覚ではつまらない女性シンガーでしたがテイラーの2012年のREDはまだ前時代的なポップス感覚が強いのですがガガに比較して美人度が圧倒的に高いこともあってちょっとおもしろいなあと感じました。
(ガガは変態的趣味に耽溺させるような異色な美人ということでしょうか?)
テイラーは2017年のREPUTATIONになるとその前時代的なものは一掃されラップ的な起伏の少ないボーカルメロディーと音響的なものの融合が心地よくすっかり気に入ってしまいました。
そういえばDONOVANとLYNCHのGIMME SOME A THATにはこのREPUTATIONを思わせるものがありますね。
妖しいサンマルク - MEDITATION
2025/03/25 (Tue) 17:54:57
今日は神保町へ行ったついでにサンマルクで一休みしました。久しぶりのサンマルクですが最近では閉店が相次いでいるようです。僕の嫌いな3大チェーンカフェはコメダ、ベローチェ、ドトールですがスタバが年を追うごとにつまらないカフェに変身していくのに対してサンマルクはターミナル駅にあるような小規模店は別として個性ある店で現在ではNO.1カフェです。
サンマルクの魅力は何といっても昔から変わらないその怪しさにあり店内の照明は比較的暗く、神保町店にある昔の仕切られた電話ボックスを連想させるような高くて小さな丸テーブルだけが2つだけ置かれた喫煙室はそれなりに雰囲気のあるもので好感がもてます。
どうやら一人客がゆっくりと休めるような空間を意識しているような座席とその配置もうまくできている様子からはこれらの大型店舗の内部デザイインに関する一貫とした姿勢が感じられます。扱っている商品も一癖あるのですが一時は大阪ミックスジュースのメニュもあり東京人にとってはその怪しさがちょっと別世界に足を踏み入れたような気分にさせてくれるのが魅力です。
今日はアイスコーヒーと一緒に小ぶりのアンパンをいただきましたがまずその餡の量が多いのに満足したのですがそれ以上に味わったことのない甘味料で餡が味付けされていてこれも怪しい甘味の罠にはまったような気分です。
事件の共通性とジェリーマリガン - MEDITATION
2025/03/25 (Tue) 17:19:26
最近では恒常的とも言って良いような頻度で報道されるバラバラ死体に関する報道、親から子への性的虐待の報告の増加、そしてネズミ入りのすき屋のみそ汁には多くの隠された事象の一部がたまたま報道されるまでに至っているという点で共通しています。
バラバラ死体は中途半端な死体処理で済ませてしまったことが原因で発覚してしまっただけで恐らくきちんとその処理をすることで誰の眼にもとまらないケースがほとんどではないかとの疑惑があります。
自身の子への性的虐待についても成人後それに本人が気付きさらに告発を考えるまでに至るというのは稀なことにも関わらず報告件数が増加しているというのはこの闇が皆が思っているより深いことが察せられます。
すきやの件についてはそこでの味噌汁の準備と提供のオパレーション経験者によるとやはりネズミ君の混入は味噌汁の鍋への投身自殺によるものとしか考えられないようで発見される以前に味噌汁を飲んだ人はその特別出汁に舌鼓を打ったに違いありません。
この件もラーメン等のスープ同様に動物や昆虫を厨房への出禁とすることは不可能に近く以前僕は高円寺駅前の心ある屋台のラーメン屋の主人が犬を近くに繋いで予防線を張っていたのを見たのを思いだします。
さて最近は僕の書き込みの内容から御察しのとおりクラシックを聴く合間にジャズの聴き直しをしているのですが今回はジェリーマリガンです。
繊細なフレーズが魅力ですが彼の演奏もそこに他の管楽器奏者との掛け合いや楽器を変えてのプレイがあっても一度に2時間を超えて聴き続けていると例えばこの手の掛け合いについても幾つかのパターンがあるので多少ともうんざりしてしまい後は後日にしようという気分になってしまいます。
今回聴いた中にはセロニアスモンクによる曲があるのですが改めてモンクのジャズ界への貢献度の高さを思いました。 僕の考えるモンクの他の演者によるもののベストはマイルスのROUND ABOUT MIDNIGHTですがモンクと一緒に演奏した経験がありその後HATHUT等に彼の作品を多く録音したスティーブ レイシーにはあまり感心することはできません。モンクの作品はどうやらその料理法が難しいようです。
手持ちネタの限界 - MEDITATION
2025/03/25 (Tue) 03:38:40
これを読んでいるDONOVANファンでもう意外と気付かずに通りすぎてしまっていることの一つに、OFIICIAL SITEで販売されているSLOW DOWN WORLDには恐らく他のCD等には集録されていない2トラックを聴くことができるということがあります。
これが発売になった時には僕自身も気付かなかったのですがマイムさんからそのことを知らされCD購入に至ったのです。
一つのトラックEARTHQUAKE VIEWは他では聴けないエルビス風でBLACK GAL SWINGもファンにとっては聞き逃せないものです。 当初アルバムに収録されなかったのはアルバム全体の印象を考えると座りの悪いものだったからと僕は考えます。
以前MJQの演奏のまずさについて書きましたがミルトジャクソン個人名義のアルバムは共演者とのバランスの良い演奏を楽しむことができます。やはり問題はピアノのジョン ルイスにあるのですがいくら稼げるバンドであるかと言ってミルトジャクソンがMJQを見限らなかったのは不思議なことです。解散時のインタヴューで彼は「身も心も疲れ果ててしまった」とまで語っていたのも印象に残ります。
いくつかの憶測があるようですが僕はジョンルイスが公民権運動に相当肩入れしその資金集めが背景にあってミルトはそれに付き合ってしまったのではないかと考えるところです。
先日彼の1961-63の8LPを4CDにしたものでミルトの演奏を続けて聴きました。やはりビブランフォンの第一人者の印象を強くしたのですがCDの3枚目あたりに達すると共演者が変わってもやはり彼の手持ちのフレーズの共通性がどうしても耳につくようになりちょっとウンザリした気分になってしまうのは何も彼の演奏に限ったことではありません。
ロックについても同様で例えばプロコルハルムのロビン トロワ―のギターは魅力的なものなのですが彼らの1STアルバム中だけでも彼の手持ちフレーズの変わり映えのしないことにはがっかりしてしまうのです。
一方で同じようなフレーズを長年にわたって弾いていてもその時々の微妙なニュアンスとその熱い演奏からコンコンと湧き出るような印象をフレーズに与えることも可能でBB KINGの演奏はその代表格ともいえます